埼玉ボデー脱税の仕組み

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埼玉ボデー脱税の仕組みは、経営者が大泉産業で行った脱税と同じ仕組みのようですね。埼玉ボデー脱税の捜査に、地検特捜部に準じる組織が動いたのは、再犯であることが理由の一つかもしれないですね。

(1)脱税と地検特捜部の捜査

埼玉ボデーのように、脱税で地検特捜部に準じる、地検特別刑事部が動いた事件として、宗教法人アースハートの脱税があります。

サラリーマン確定申告の脱税指南で逮捕者がでたときも、東京地検特捜部が動いており、脱税の内容が悪質であると判断されれば、地検特捜部が捜査することが分かると思います。

(2)埼玉ボデーの捜査とさいたま地検特別刑事部

埼玉ボデー脱税の仕組みについて、2013年3月14日の産経新聞が、法人税2800万脱税 自動車販売関連業の男を在宅起訴 さいたま地検と報じているので見てみましょう。
法人税約2815万円などを脱税したとして、さいたま地検特別刑事部は14日、法人税法違反の疑いで、埼玉県深谷市折之口の自動車販売関連業「埼玉ボデー」を、同容疑と所得税法違反の疑いで同社の代表取締役、須賀亮容疑者(70)=同=を在宅起訴した。
埼玉ボデー脱税の捜査に、さいたま地検特別刑事部が動いています。埼玉ボデー脱税の捜査で、検察特捜部が小型化した組織が捜査に動いており、悪質であると判断されたことが分かります。

(3)埼玉ボデー社長の認否は不明

同部は須賀容疑者の認否を明らかにしていない。
埼玉ボデー脱税について、社長が容疑を認めたのかどうかについて、さいたま地検特別刑事部は明らかにしていないようですね。

(4)売り上げの除外で脱税

起訴状によると、須賀被告は平成20年8月~22年8月までの間、法人税を免れようと、同社の売り上げを除外するなどの手口で法人税計約2815万円を脱税したとしている。
埼玉ボデー脱税の方法は、売り上げを除外する手口のようですね。埼玉ボデーに利益が生じていると仮定して考えてみましょう。

(5)埼玉ボデー脱税内容の仮定

  • 埼玉ボデー売上は減少、費用はそのまま 入金先の変更などで脱税金額が大きい
  • 埼玉ボデー売上は減少とともに按分した費用が減少 脱税金額が小さい
埼玉ボデーの売り上げを除外した脱税の仕組みについて、考えてみたいと思います。埼玉ボデーが売上金の入金先を変更して、費用はそのままとして脱税をしていたならば脱税金額は大きくなります。

庄内タイヤ脱税の方法と同様の仕組みであれば、他人名義の預金通帳を用意したのかもしれないですね。

(6)大泉産業でも過去に脱税

また、経営する骨材の販売運搬会社「大泉産業」で平成20年~22年の間、同様の手口で所得税計約757万円を脱税したとしている。
埼玉ボデーの経営者は、過去に経営する大泉産業で、同じ仕組みの脱税を行っていたようですね。埼玉ボデー脱税に、さいたま地検特別刑事部が動いたのは、過去と同じ仕組みの脱税であり悪質であると判断したからかもしれないですね。
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