高野山真言宗 粉飾決算とお金儲けの損失

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高野山真言宗が粉飾決算により、お金の運用失敗を誤魔化していたようです。高野山真言宗は、財テクの失敗で多額の損失を出しており、宗教法人がお金儲けに走った結果なのかどうか、情報公開が求められそうですね。

(1)宗教法人の税金とお金

宗教法人は、株式会社などの営利法人と比較すると、税金面で大きく優遇されています。高野山真言宗が、粉飾決算でお金儲けを隠していたならば、そもそも税金課税の優遇措置が必要なのかどうか指摘する声もでそうですね。
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(2)宗教法人高野山真言宗が、大損失と粉飾決算

高野山真言宗の粉飾決算とお金儲けについて、週刊文春2013年3月14日号「THIS WEEK 経済」が高野山真言宗に大損をさせたデリバティブの罠と報じているので見てみましょう。
空海(弘法大師)が開創した宗教法人高野山真言宗が、資産運用で6億8000万円の損失を出した。宗派の議会に当る「宗会」は2月26日、内局トップの庄野光昭・宗務総長の不信任案を可決。これを受け、庄野総長は宗会を解散する泥仕合になっている。
高野山真言宗が、資産運用で大損失をだしており、お金の運用に失敗したようですね。高野山真言宗の宗務総長の不信任案が可決されましたが、不信任案提出の理由について、粉飾決算があったようですね。

(3)財テクの内容とお金儲けの失敗

高野山真言宗は02年から資金運用を開始し、約28億6000万円を運用していた。問題の損失を計上した取引は、07年頃から償還された資金の再運用で4~5年満期の商品。このうち昨年までに満期になった運用分で6億8000万円の損失が生じた。元本は昨年5月時点で約16億5000万円まで目減りしているという。
高野山真言宗が粉飾決算であると指摘されている、お金儲けの内容について見てみましょう。高野山真言宗はお金儲けに失敗しており、元本が大きく目減りしているようですね。
  • 2002年資金運用を開始 約28億6000万円を運用
  • 2007年頃から償還された資金の再運用で4~5年満期の商品
  • 2012年までに満期になった運用分で6億8000万円の損失
  • 2012年5月時点で元本は約16億5000万円まで目減り
高野山真言宗の内部から、粉飾決算であると指摘されたのは、2012年までに損失が確定しているのにも関わらず、公表していかったことが理由であるのかもしれないですね。

(4)証券会社や商品内容等は開示せず

高野山側は記者会見で「通算では差引約9億円の利益があった。全体の運用損益ではプラス」と苦しい弁明。だが、証券会社や商品内容等は一切明らかにされていない
高野山真言宗のお金儲けの方法を見ると、証券会社が関連しているのであれば、為替デリバティブによる損失である可能性が高そうですね。

高野山真言宗は、通算の利益を強調していますが、元本はほぼ満額償還される前提で、運用で得た利益は何らかの形で使っているのか、決算書や過去の運用状況の詳細を公開すべきではないでしょうか。

(5)為替デリバティブによる資金運用とお金儲けの失敗

しかし、運用時期からみて為替デリバティブを内包した仕組み商品である可能性が極めて高い。 
なぜなら「同時期、内外の証券会社は、手元資金が潤沢な宗教法人や学校法人、地方自治体向けにこぞってデリバティブを組み込んだ仕組み債など、ハイリスク・ハイリターンの商品を売り歩いた」(大手証券幹部)ためだ。それが今、株価と為替の変動で大きな損失を抱えている。
高野山真言宗は為替デリバティブを組み込んだ、仕組み債のようなものを購入した可能性が高そうですね。高野山真言宗は、財テクに失敗したと言えば、分かりやすいかもしれないですね。

(6)粉飾決算の批判

だが、「執行部による粉飾ではないか」(高野山関係者)との批判もあり、相場動向により傷口はさらに広がる可能性もある。再来年に開創1200年を迎えるが、いまや宗派存続の危機に直面している。
高野山真言宗に粉飾決算ではないかと言う内部批判もあるようですので、情報の透明性が求められそうですね。高野山真言宗は、全体の運用損益がプラスであることを、お金儲けに失敗していない理由としてあげていますが、宗教法人は非課税など税金の優遇措置が儲けを押し上げています

高野山真言宗 投資運用損失の粉飾拡大と倒産危機を見ると、第三者委員会が運用損失を少なく報告していたことが明らかになっています。宗教法人でなければ、過去の売買利益や配当所得に課税されますので、特権がなければ損失金額が拡大しており、不公平感がありますね。高野山真言宗が粉飾決算を行っているのならば、お金儲けと財テク失敗の実態を説明すべきではないでしょうか。
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