語学学校聖林言語学院 倒産の理由

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聖林言語学院の倒産理由は、反日デモなどの尖閣諸島問題であると報じられています。聖林言語学院の倒産について報道と理由を考えると、竹島問題の影響もありそうですね。

(1)外交関係と倒産の事例

聖林言語学院倒産の理由は、尖閣諸島問題などとされています。山本工業の倒産理由は反日デモにより、工場が直接の被害を受けたものの補償されない事が理由でした。

聖林言語学院は、語学学校というサービス業であり本当に、尖閣諸島問題などの外交問題が要因なのか見てみたいと思います。

(2)聖林実業の経営者

聖林実業の倒産について、2013年2月8日の帝国データバンクが尖閣諸島問題の影響を受けた語学教室経営業者が破産と報じているので見てみましょう。
(有)聖林実業(TDB企業コード:987417051、資本金500万円、東京都渋谷区代々木2-7-4、代表柴勇《さい ゆう》氏)は、1月30日に東京地裁より破産手続き開始決定受けた。 
破産管財人は吉羽真一郎弁護士(東京都千代田区丸の内2-6-1、電話03-6266-8506)。財産状況報告集会期日は5月14日午前10時。
聖林実業の経営者の名前を見ると、外国人であることが分かります。聖林実業が倒産するまでの会社概要を見てみましょう。

(3)語学教室経営会社と会社概要

当社は、1998年(平成10年)5月に浜松町校を開校して創業した語学教室経営会社。2001年7月の新宿校開校を経て、2003年(平成15年)1月に法人改組。 
2003年10月に上海校(その後、閉校)、2004年9月に池袋校を開校し、『聖林言語学院』の屋号で日本人生徒をメインとして中国語、韓国語、日本語、広東語などのアジア言語教室の運営を手がけ、2008年10月期には年収入高約1億円をあげていた。
聖林言語学院は、アジア言語教室の運営を行っています。
  • 1998年5月 浜松町校を開校して創業
  • 2001年7月 新宿校開校
  • 2003年1月 法人改組
  • 2003年10月 上海校(その後、閉校)
  • 2004年9月 池袋校を開校
聖林言語学院は、中国上海にも進出している事が分かります。

(4)外交問題の影響で業績悪化は本当か

在校生徒数1000名の時期もあったが、近時の生徒数は約300名に減少2011年10月期の年収入高は約8000万円となっていたが、尖閣諸島を含む外交問題等の影響により業績が悪化し、事業継続が困難となり、12月21日付で事業を停止。自己破産申請の準備に入っていた。
聖林言語学院の倒産理由として、帝国データバンクは尖閣諸島を含む外交問題の影響と、業績悪化を指摘しています。
  • 2008年10月期 売上高約1億円
  • 2011年10月期 売上高約8000万円
  • 生徒数1000名から約300名に減少
聖林言語学院は倒産しましたが、2011年10月期の売上高を見ると業績悪化はしていますが、すぐに倒産したのかどうか判断がつきません。

工立化成 倒産理由がひどいですが、中国に進出した会社を見ると、反日デモの他に労働争議による工場破壊で倒産するリスクのあることが分かります。

(5)尖閣諸島と竹島の影響か

聖林言語学院の倒産は、2012年10月期の決算、2011年11月から2012年10月までの業績が悪かったと考えると、その間の出来事について考えてみましょう。
  • 2012年8月 韓国大統領 竹島訪問
  • 2012年8月~10月 中国で反日デモ
管理人の推測ですが、聖林言語学院の倒産は帝国データバンクは言及していないですが、韓国大統領の竹島訪問の影響も大きいのではないでしょうか。聖林言語学院は、韓国語も行っており中国語以外の語学でも影響があったことを推測しています。

聖林言語学院の倒産で、竹島ではなく尖閣諸島の影響を表記するのであれば、帝国データバンクは聖林言語学院の語学別の生徒数や売上高を示す必要があるのではないでしょうか。

(6)学習塾の負債と債権者の特徴

負債は債権者約300名に対し約2000万円。
聖林言語学院の倒産による債権者は300人と多いですが、これは生徒数が300人ということもあり、受講料の前受金ではないでしょうか。

聖林言語学院、倒産の理由を見ると、帝国データバンクが中国語と韓国語の売上高や生徒数を比較して示さない限り、竹島問題が最大の要因になった可能性もあるかもしれないですね。

NOVA倒産横領の和解金が安いことを見ると、語学学校が倒産した後に前払いの授業料を取り返すのはかなり困難なようですね。
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6 件のコメント:

  1. 同社債権者向け説明会での説明によると、「尖閣諸島」云々は今回の倒産にはまったく関係ありません。
    経営者が長年に渡り消費税を脱税しており、国税局の査察の結果資産が差し押さえられたことが原因です。

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    1. >匿名さん
      匿名さん、こんばんは^^

      聖林言語学院の債権者集会に参加されたのですね。消費税の脱税と言う事は優先債権になりますので、残念ながら授業料などの一般債権が後回しになりそうですね。

      削除
    2. Portirland さん、こんばんは

      本当に「授業料などの一般債権が後回しになる」んですか?


      私は去年末15万授業料金を払いました、でも、一月だけ勉強した、すぐ倒産しました。
      今弁護士が
        「異時廃止といって、債権者の方々への配当が行われませんでしたので、  
         残念ながら、チケットは無効となり経済的な価値はなくなりました。」

      それは、本当に詐欺ですね!入学した後すぐ倒産!


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    3. >もりさん
      もりさんこんばんは^^

      授業料は一般債権になりますので、税金や従業員の給料を支払った後に残ったお金があれば、一部でも返金されることになります。

      語学学校のように倒産直前まで、受講生を募集している場合は、満額返済される事は、まずないですね。

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  2. こういう学院は全国的に散らばってそうですね。
    真面目に勉強している人を裏切る行為だと
    思います。そんな人が人を教育できるとは
    思いませんので、きちんと謝罪して、
    借金してでも、レッスン料を返して
    きちんとしてほしいです。

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    返信
    1. >匿名さん
      匿名さん、こんばんは^^
      語学学校が不誠実なことを行うと、生徒を裏切る行為であると仰るとおり思います。

      債権者である受講生に対して、丁寧に状況を伝えていたのか疑問ですね。
      語学学校聖林言語学院は、破産申請を行っていますので、債権カットが行われると思います。

      匿名さんの仰るとおり、レッスン料を返す必要のあるような瑕疵があるのか、破産管財人はきちんと調査して欲しいですね。

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