(1)韓国経済の破綻危機と反日政策
韓国経済は、経済の減速により反日後悔が進んでいるようですね。韓国は為替レート円高ウォン安政策により、日本企業に対して国際競争を優位に進めてきましたが、為替レートの反転で経営が悪化しています。韓国は労働組合の労働争議が有名ですが、大企業の経営に大きな影響を与えており、業績悪化でリストラを行えば経営混乱が加速しそうですね。韓国経済は、現代自動車やサムスンなど少数の財閥に依存していますので、韓国経済への投資はリスクが高いと言われることが多いですね。
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(2)財閥系企業 現代自動車労働組合の要求
現代自動車の現状と倒産危機について、2013年8月8日の中央日報日本語版が、現代車、8月はスト悪夢…トヨタは「グローバル生産最大へ」を報じているので見てみましょう。昨年の現代車の純利益 5兆2734億ウォンの30%を成果給として要求
- 1人当たり3000万ウォン
- 通常賃金の800%の賞与金
- 61歳定年保障
- 労働組合の要求は組合員1人当たり 約1億ウォン(約900万円)の追加支払い
- 現代自動車 昨年の平均年俸9400万ウォン(役員含む)
(3)子供の手当てを要求
- 労組員の子どもが大学に進学しない場合に技術取得費用 1000万ウォンずつ支給を要求
- 現在、子供3人まで中・高・大学生の学費を全額支援
日産重大発表の内容 韓国戦略破綻で社長辞任せずを見ると、韓国のルノーサムスンは業績が悪化しており生産台数が減少しています。韓国はアベノミクスによる為替レート円安ウォン高で、生産拠点としての魅力が低下しており、ルノーサムスンの業績から、その影響の大きさが分かりますね。
(4)現代自動車はストライキで1兆円の影響
- 現代車労組は大きく7つの分派
- 組合員の数 4万4528人
- 労働組合は1987年に設立
- 労働組合のストライキは昨年まで22年あり
- 労働組合のストライキがなかった年は4年
- ストライキの影響 120万台 13兆3730億ウォンで1兆円超
- 2008年8月は4日間 2012年8月は16日間(休日除外)、ストライキ
- 2008年8月 1万6340台減少 前年同月比-7.7%減少
- 2012年8月 1万2673台減少 前年同月比-4.1%減少
韓国人社員の勤務態度と倒産危機を見ると、労働組合の要求を受け入れ続けたことで生産性が大きく低下していますね。現代自動車の韓国工場は、アメリカや中国の工場と比較すると生産性が極めて低く、為替レートのウォン安がなければ利益は激減しているでしょうね。
(5)現代自動車の経営悪化
- 2013年4~6月期前年同期比 売上高は増加 営業利益5.2%減少
- 現代自動車の車1台を組立時間 30.7時間
- フォードの車1台を組立時間 20.6時間
- 日産の車1台を組立時間 18.7時間
- 韓国自動車業界の1時間当たりの平均賃金34.8ドル
- 日本自動車業界の1時間当たりの平均賃金37ドル
- 米国自動車業界の1時間当たりの平均賃金38ドル
ヒュンダイ倒産危機とリコールを見ると、サスペンションの腐食により事故の可能性があるようですが、回収時期と直近の製品が対象外であるのが気になりますね。現代自動車は為替レート円高ウォン安により、たまたま利益水準が上昇していましたが、品質が低いためトラブルが増加するのか注目です。
韓国経済崩壊最新2014年9月 現代自動車の戦略破綻をまとめましたが、労働者の待遇は非常に恵まれていることが分かります。現代自動車は、ストライキによって社員が高賃金になっているだけでなく、自動車の生産性も低いことが分かりますね。
(6)韓国自動車市場での市場シェア喪失
- 2001年韓国乗用車市場シェア輸入車 0.7%
- 2012年韓国乗用車市場シェア輸入車 10%超
- 現代自動車 韓国国内の値下げに消極的
- トヨタ2013年7月まで カムリ2.5ガソリンモデルを3070万ウォンで販売 350万ウォンの割引
現代自動車の現状を見ると、韓国の大手企業が海外投資を拡大している背景が分かりますね。現代自動車は韓国で業績のいい大企業ですが、激しい労働争議で大手企業の海外投資が拡大すれば、失業や中小企業の倒産が増加しそうです。
韓国の造船や建設業などの大企業は、業績が悪化していますが、労働争議によりリストラが遅れると、大手企業の倒産危機が深刻化する可能性もありますね。現代自動車ストと倒産危機を見ると、ストライキを行うことを労働組合が決定しています。
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