(1)アースハート宗教法人を使い脱税
アースハートが宗教法人を使った脱税で、福岡地検特別刑事部が前代表者などを逮捕しています。脱税で検察の特捜部に準じる組織が動いているということは、アースハートは悪質な可能性が高いということですね。宗教法人は税金の支払が優遇されており、信者から集めたお布施で投資運用していることは多いですね。宗教法人の増税は重要という話を聞いたことのある方もいると思いますが、税金を優遇されていることが大きな理由となっていますね。
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(2)宗教法人の乗っ取りとブローカー
宗教法人買収と脱税について2013年2月4日の朝日新聞が、ブローカー介し宗教法人「買収」か 福岡の脱税事件と報じており、課税逃れが目的である事が分かります。
セミナー企画会社「アースハート」(福岡県篠栗町)の脱税事件で、同社による宗教法人の「乗っ取り」に、ブローカーが介在していたとみられることが3日、捜査関係者への取材で分かった。宗教法人買収により脱税が行われましたが、宗教法人は買収というよりも乗っ取りに近かったようですね。
- 宗教法人とブローカーの関係
- 宗教法人買収までの、ブローカーとアースハートの関係
(3)脱税目的で休眠状態の宗教法人を活用か
福岡地検は、同社が脱税の隠れみのにする目的で宗教法人を入手したとみている。こうした問題の背景には、休眠状態の宗教法人の増加があるという。宗教法人を買収する事で、アースハートは脱税に利用していますが、宗教法人は休眠法人が増加しているようですね。アースハートのように課税逃れを目的として買収、脱税を行う事例の増加の可能性が高まりそうですね。
(4)宗教法人ひのもとを買収
宗教法人の代表権を数千万円で購入
捜査関係者によると、法人税法違反などの疑いで逮捕された前社長の野中邦子容疑者(65)らは2006年、静岡県富士宮市に拠点があった宗教法人「ひのもと」の代表権を数千万円で買った。高野山真言宗 投資運用損失の粉飾拡大と倒産危機を見ると、伝統ある宗教法人も莫大なお金で財テクを行っていることが分かります。投資運用の利益は、売買利益や配当所得への課税に対する特権がありますが、冷静に考えると不思議なものですよね。
宗教法人ひのもとの代表権を、アースハートの前社長が買収していますが、以下の表現で誰かが間に入っている事が分かります。
(5)宗教法人とアースハートに関係はない
ひのもととの間に関係はない
それまで同社とひのもとの間に関係はなかった。宗教法人と、アースハートの間に誰かが入っている事が分かります。アースハートの前社長が宗教法人をどのように買収したのか見てみましょう。
ブローカーと休眠状態の宗教法人
野中容疑者は地検の調べに、「(ひのもとのことは)誰か知らない人から聞いた」と話しており、ブローカーを介して休眠状態の同法人を知ったとみられるという。アースハートの前社長は、宗教法人の情報を聞いた人物について口を閉ざしているのでしょうか。
- 宗教法人で休眠状態のものをブローカーが調査、もしくは保有
- 宗教法人の課税がないことを利用して脱税を計画
- ブローカーか他の誰かを通じて休眠状態の宗教法人を知る
- 宗教法人を買収して課税逃れ
(6)宗教法人への寄付に見せかけて脱税
この直後、同容疑で逮捕された社長の前田賢治容疑者(58)が、ひのもとの代表に就任。同社のセミナーの受講料を同法人の口座に振り込むことで、法人への寄付に見せかけて脱税していた疑いがある。宗教法人の買収後に、宗教法人の代表がすぐに変更されています。アースハートの前社長は、脱税の指摘を受ける事を恐れたのかどうか気になりますね。
宗教法人は課税が特殊で、税金が優遇されていることは有名な話です。普通の人が、脱税で逮捕や訴訟がある事を考えると、アースハートの事例は悪質であり、休眠状態の宗教法人をどうするのか議論が必要かもしれないですね。 スポンサードリンク
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