(1)出会い系サイトの脱税
出会い系サイト脱税の仕組みを見ると、経費の水増しによる脱税を行っており、出会い系サイトはサクラを使った集客と新しいサイトの作成を繰り返しているようです。アシストの脱税が報じられていましたが、脱税で告発された4社の名前と脱税で告発された会社が別の脱税についても絡んでいるようですので、見てみましょう。
(2)アシスト1億円脱税で告発
アシストは脱税の指摘で修正申告
アシストの脱税について、朝日新聞が2013年2月13日に出会い系サイト1億円脱税容疑 東京国税局、4社告発と報じているので見てみましょう。出会い系サイトを運営していた「アシスト」(東京都渋谷区)など4社が計約1億円を脱税したとして、東京国税局がこの4社と共同経営者2人を法人税法違反容疑で東京地検に告発したことがわかった。4社はすでに修正申告し、一部を納税したという。アシスト脱税の真相で、まず見ておくべきであるのは、修正申告に応じており一部を納税している点です。
脱税と時効の成立
アシストは、出会い系サイト運営会社のため擁護するわけではないですが、税金の支払いの有無について見てみましょう。アシストは脱税を指摘されていますが、税金支払いの有無という点だけ見ると、板東英二さんや鳩山元首相と違う事が分かりますね。
脱税には時効があるため、税金滞納の時効と同じで7年経過していれば、支払わないという方法があります。
(3)アシスト以外の脱税した3社の名前と場所
会社の設立と解散
告発されたのはアシストのほか、いずれも東京都のアクシスソフト(八王子市)、ケイディコミュニケーションズ(中野区)、スカイメディア(渋谷区)と、各社の実質的な共同経営者で、広告会社の山下隆史社長(35)と梶山雄史取締役(34)。
2人はこれらの会社を次々に設立し、1~2年で解散させていた。アシストや他の3社の脱税に関与した人物は同じのようですね。アシスト以外の脱税した3社の名前と場所について見てみましょう。アシスト以外の会社も区や市など場所が違う事が分かると思います。
脱税に関与した会社の場所が異なる
- アシスト 東京都渋谷区
- アクシスソフト 東京都八王子市
- ケイディコミュニケーションズ 東京都中野区
- スカイメディア 東京都渋谷区
(4)架空経費の計上で脱税
関係者によると、2人は4社を使って2008~11年、「らぶらぶ」「ペアリング」といった名前の出会い系サイトを開設。
税務申告の際、取引先の広告会社など3社に経費を支払ったように装い、計約3億4千万円の法人所得を隠して計約1億円を脱税した疑いがある。3社への支払いの大半が架空だったという。脱税した金は2人で飲食代や遊興費に使ったという。アシストの脱税は、架空経費の計上で脱税を行っていますので、板東英二さんと同じやり方で脱税していることが分かると思います。
アシストの脱税が判明したのは、この広告会社を使っていたことが脱税で摘発されるポイントになった可能性がありますね。
(5)広告会社が別件で脱税に関与
昨年12月に東京国税局が同容疑で告発したサイト運営会社「ランピース」(渋谷区)も同じ広告会社を使って脱税していたという。アシスト脱税の真相は、同じ広告会社を使って脱税していたサイト運営会社から、脱税が発覚したのかもしれないですね。この広告会社を通じて脱税を行った会社が、他にもあるのか注目ではないでしょうか。 スポンサードリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿