(1)芸能人の脱税
芸能人は社会的な成功者ですので、数億円から数十億円単位の多額の収入を得ていますので、収入に見合った税金を支払う必要がありますので、多額の納税義務が生じます。芸能人の中には、納税を回避するために脱税を行う方もいるようですが、それだけ儲かっているということですね。音楽関連ではCD販売だけでなく、テレビでの楽曲使用、カラオケや有線放送の音楽番組などの著作権料収入で、莫大な金額を稼いでいる人もいますね。
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(2)ビーイングの役員が所得隠し
ビーイング脱税の方法について、2013年7月9日読売新聞が、ビーインググループと創業者、10億円所得隠しを報じているので見てみましょう。音楽事務所大手「ビーイング」(東京都港区)グループと、創業者で同社役員の音楽プロデューサー●●が、東京、大阪などの国税局から2012年までの5年間に計約10億円の所得隠しを指摘されていたことがわかった。音楽事務所のビーイングと創業者が、国税局から脱税を指摘されていますが、企業グループのやり取りと創業者に対する脱税があることが分かります。
岡野工業 脱税の方法に対して、脱税の時効が7年間さかのぼっていることが分かります。ビーイングも時効を7年として国税局に計算されていれば、悪質な脱税であると認定されているのか気になりますね。
(3)アーティストとの契約と経理処理
グループの再編に伴って売られた関連会社株の売却益を申告していなかったり、アーティストとの契約で不適切な経理処理を行ったりしていたという。人気アーティストは社会的な成功者として多額の報酬を得ていますので、ビーイングは経理処理により脱税を行っていた可能性がありますね。
- ビーイング株式の名義借りによる脱税
- ビーイングが無償貸与していたマンションが給与扱い
- ビーイングが契約解除後にアーティストに対して支払った給与が寄付金
(4)脱税の修正申告
傘下の芸能プロダクションへのアーティスト育成費などを巡って計約10億円の申告漏れも指摘されたが、赤字会社があるため、重加算税などを含む法人税と源泉所得税、●●氏個人の所得税の追徴税額は計約2億数千万円。グループ各社や●●氏はすでに修正申告したという。ビーイングは脱税の金額に対して、赤字会社があるため、追徴課税の金額が限定的になっている可能性があります。
- 赤字=売上-経費
- 赤字(申告漏れ修正後)=売上(申告漏れ修正後)-経費(申告漏れ修正後)
- 赤字から黒字に=売上(申告漏れ修正後)-経費(申告漏れ修正後)
(5)グループ会社と幹部の脱税
関係者の話やグループの経理担当者の説明によると、税務調査はビーイングのほか、著作権管理会社「ビー企画室」(港区)、不動産会社「アトラスト」(大阪市西区)などグループの約30社と、●●氏らグループ幹部が対象となった。ビーイングの脱税は、グループ会社や幹部が脱税を行っており、グループ間取引や株式の売買が対象になっています。ビーイングのように稼いでいる会社の中には、グループ会社を多数設立することで、消費税支払を減らしたり経費を増やそうとする会社もあるようですね。
(6)グループ株の売却益
重加算税対象の一つは、●●氏の親族や知人の名義になっていたグループ株の売却益。07年頃から10年頃に行われたグループ再編の際に売却され、計1億数千万円の利益が出たが、申告されていなかったという。国税当局は、名義人らに株を所有していたとの認識がないことなどから、実質的な所有者は●●氏であり、名義を偽っていたと判断。仮装・隠蔽を伴う所得隠しと認定したとみられる。ビーイングのグループ株の売却が脱税の指摘を受けていますが、名義の使い分けにより脱税を行っていたようですね。
- ビーイング株式の名義が親族や知人
- ビーイング株式の実質的所有者は創業者
朝鮮と脱税はつきもの。誰からも反応がないのが
返信削除凋落の証。
>ienoeさん
削除ienoeさん、おはようございます^^
興行は、当たり外れの大きい商売ですしね。
この位、大物になっているのであれば、稼ぎきって悠々自適の生活をしていることを妄想してしまいます^^
レコーディングの経費はやボイストレーニングの経費が水増しされていたことの解説もお願いします。
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