みずほ銀行やくざ融資 役員辞任の理由

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みずほ銀行は、やくざ融資で役員辞任の案がでています。みずほ銀行は、融資返済の対応だけでなく情報公開の遅れが批判されており、政治問題となっていますので処分案が厳しくなる可能性がありそうですね。


(1)みずほ銀行 融資詐欺の被害と不正融資

みずほ銀行が、大阪でエステート24ホールディングスから融資詐欺の被害にあったことが話題になりました。みずほ銀行の金融庁検査で、有志詐欺のことは特に報道されていないので、別の話のようですが金融庁から何か指導があるのか注目ですね。

みずほ銀行は、グループ企業のオリコが審査を行った先に対して融資を行っています。みずほ銀行の不祥事で問題になったのは、融資先の中に反社会勢力が含まれていたことでしたが、金融庁が問題としていることは新たな情報がでてきたことですね。
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(2)みずほ銀行 不正融資の内容

  1. みずほ銀行の提携ローン 自動車や宝飾品などに利用
  2. 保証会社が融資の保証
  3. 暴力団組員など反社会勢力と銀行取引
  4. 融資総額2億円超 取引件数が約230件
みずほ銀行不祥事 半沢直樹と業務改善命令の理由でまとめましたが、みずほ銀行の不正融資の概要について見てみましょう。みずほ銀行の不正融資で問題になっているのは、オリコが審査した顧客の中に反社会勢力が含まれており、その顧客に対する融資ですね。

みずほ銀行の提携ローンに、やくざへの融資が含まれていたことで、個人ローン融資の審査が厳しくなる可能性について言及しました。みずほ銀行だけでなく、銀行やローン会社全体に広がりそうになった理由は、金融庁も金融庁検査と違う内容の情報がでたことで厳しくする必要のある可能性が高いからですね。

みずほ銀行は、佐藤頭取は不正融資の情報を知らず担当役員で情報が止まっていたと説明していました。金融庁は佐藤頭取が情報を把握していない前提で業務改善命令を行っていますので、政治問題となっていることで、金融庁が国会で追及される可能性も高まっていますね。

(3)みずほ銀行の隠蔽疑惑 金融庁検査忌避の指摘

  1. みずほ銀行従来の見解 上野徹郎副頭取までが情報把握
  2. みずほ銀行実際の内容 西堀利頭取が情報把握
  3. 金融庁に対して虚偽の内容を説明した疑い
  4. 2010年7月 西堀頭取がオリコ向け融資の審査強化を指示
  5. 2010年12月 暴力団など反社会勢力に230件 約2億円の不正融資が判明
  6. 2011年3月 みずほ銀行でシステム障害
  7. 2011年6月 西堀頭取がシステム障害の責任をとって退任
  8. 2011年6月 塚本隆史が頭取就任 現在はみずほ銀行会長 
  9. 2013年7月 佐藤康博頭取が頭取就任
みずほ銀行不正融資で頭取辞任の可能性でまとめましたが、みずほ銀行が従来と異なる見解を発表しており隠蔽疑惑のあるという指摘がありますね。金融庁の業務改善命令後に、頭取が情報把握していたことを発表したため、金融庁はメガバンクの実態把握を行えていないという批判も浮上しています。

みずほ銀行の頭取や当時の役員に対して、責任を問う声も出ていますが、金融庁幹部に対して何らかの処分がでる可能性も報道されていますね。みずほフィナンシャルグループやみずほ銀行の役員会議などで、やくざ融資について説明されていたようですが、現在の佐藤頭取も融資情報を把握していたことが明らかになっています。

提携ローン審査甘い みずほ銀行オリコ融資が保険会社に影響がでる可能性が高いですね。保険会社の提携ローンも同様の仕組みとなっていますので、みずほ銀行の融資回収対応と情報公開の失敗を踏まえて、誠実に対応することができるのか注目ですね。

(4)みずほ銀行の役員処分内容 当時の頭取出向

  1. 元頭取 西堀利 当時の報酬の自主返上
  2. 会長 塚本隆史 元頭取、問題融資放置期間の頭取で辞任の可能性
  3. 頭取 佐藤康博 半年間の無報酬
  4. 担当役員 小池正兼 辞任
  5. 常務級以上 30人超 減給 役員会で把握か
  6. みずほフィナンシャルグループ会長 塚本隆史会長が留任
  7. みずほフィナンシャルグループ社長 佐藤康博社長が留任
みずほ銀行の役員処分内容を見ると、やくざ融資の問題で当時の頭取が辞任する処分内容がでているようですね。みずほ銀行の常務級役員にも処分を行うようですが、株主から株主代表訴訟が提議されており善管注意義務の観点からも注目が集まっています。

みずほ銀行のやくざ融資が報じられてから、警察や金融庁の対応は非常に早いように思えます。みずほ銀行の役員辞任で、今回の問題に世間が納得するのか不明ですが報道されている役員処分内容よりも軽くなることはないでしょうね。

みずほ銀行 業務停止命令とオリコ提携ローンの影響を見ると、金融庁がみずほ銀行に追加処分を行っています。みずほ銀行の提携ローンは、一部業務停止命令の対象となっており、役員の対応やコンプライアンス遵守に問題があると判断されていますね。

(5)みずほ銀行の責任

  1. みずほ銀行の情報公開が遅れた理由
  2. みずほ銀行に対する金融庁処分
  3. みずほ銀行と金融庁の責任
みずほ銀行やくざ融資は、社会的に問題が大きいですが融資金額はそれほど大きく内容に思えます。みずほ銀行に対して、やくざ融資の内容よりも情報公開が遅れたことや、頭取の責任逃れと捉えらえられたことで社会的な批判が拡大したと言えそうですね。

みずほ銀行とオリコの提携ローン以外でも、やくざ融資が問題となっていますが、報道は限定的となっています。みずほ銀行の役員による金融庁検査や広報の対応が問題となっており、みずほ銀行頭取が国会招致で釈明していると言えます。

みずほ銀行 投資詐欺の不祥事で、銀行員が月利3%の投資詐欺で多額の資金を集めて、一部がやくざに流れていたという指摘もあります。みずほ銀行のような巨大銀行は社会的な信用が大きいですが、投資運用を行うときは、投資リスクや将来性など総合的な視点で投資することが重要です。
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2 件のコメント:

  1. 韓国に貸し付けた500億円を説明して欲しいんだが・・・・・
    今の韓国に返すだけの条件が見当たらない。いや昔から借金を返したためしがない。

    踏み倒しが分ってて貸すのは、上げるって言ってるのと同じだろ。
    株主も何にも言わない。みずほのトップは在日に覆われているにだなぁ。

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    1. >JINさん
      JINさん、こんばんは^^
      みずほ銀行が韓国に貸出を行ったのは、たしかに謎ですよね。

      みずほ銀行に注目が集まっていますので、来年の株主総会で株主からの一般質問がでるのか注目でしょうか。
      みずほ銀行が韓国輸出入銀行から、担保などで何かをとっているのか気になりますよね。

      みずほ銀行の融資条件は、融資期間5年で公募債発行より、0.1%金利が低い水準で融資していることを総合ニュースが報じています。みずほ銀行は公的資金で救済された銀行ですから、韓国ウォン建国債のようなよく分からないものを担保として見込んでいないことを願いたいですね。

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