4000万円の脱税
キャバクラの取引業者の脱税について、中日新聞が2013年1月25日にドレス店脱税で懲役1年求刑 名古屋地裁初公判と報じているので見てみましょう。架空の仕入れなどで経費を水増しし、4千万円を脱税したとして、名古屋市昭和区のドレス販売店経営者の初公判が25日、名古屋地裁であったようですね。被告は起訴内容を認め、検察側は「娘にお金を残したいとの動機に酌量の余地はない」などとして、懲役1年、罰金1300万円を求刑した。キャバクラ勤めの女性に、ドレスを販売していた業者が脱税で摘発されています。脱税の動機が子供にお金を残したいとなっていますが、この理屈が認められるのであれば、誰しも考えてしまうことになりそうですね。脱税の手法について見てみましょう。
税金を架空仕入れ代金と給与で誤魔化し
起訴状では2010年と11年に、架空の仕入れ代金、従業員の給与を経費に算入して、1億1266万円の所得を隠し、所得税4188万円を脱税したとされています。脱税の金額を見ると板東英二さんとそれほど変わらないですし、期間も2年間となっています。脱税について見ると、架空の仕入れ代金という点では、板東英二さんの架空外注費(架空の発注)とあまり変わらないですね。脱税の常習性について見ると、板東英二さんのほうが期間が長く取引先を巻き込んでいますが、社会的な地位の違いがあるのでしょうか。
脱税のきっか 検察の指摘と弁護側の抗弁
「娘にお金を残したいと脱税を始めたが、既に多額の貯金があった」と指摘した。弁護側は「重いうつ病で将来に不安を感じていた。手口は稚拙で、巧妙に隠してもいない」などとして、執行猶予を求めた。脱税のきっかけが、娘にお金を残したいというのも不思議ですね。お金を儲けているわけですから、そこまでする必要があったのか疑問に感じる方が多いのではないでしょうか。
儲かっていたお店
キャバクラ勤めの女性ら向けにドレスを販売し、テレビなどでも取り上げられた。脱税で摘発されたお店は、マスコミで紹介されており、かなり儲かっていそうですね。お金が儲かっていたと思われる理由は、ホームページに雑誌で掲載されていたことを紹介していることやテレビが紹介していたことからも、想像できますね。
脱税はテレビ局でも常態化していますが、テレビに関わって一時的に目立ったことが、摘発の理由になったのかもしれないですね。
特捜部が動く
名古屋国税局の告発を受け、名古屋地検特捜部が昨年11月、在宅起訴した。脱税豚肉で逮捕の仕組みについて紹介しましたが、このときも地検特捜部が捜査に動いています。キャバクラ絡みというニュースになりそうな内容や、金額が大きく悪質な脱税は地検特捜部が動くようですね。
キャバクラは多数の男性を集客しており、人気店は多数の収益をあげていますが、関連産業で収益をあげている企業もあることが報道で明らかになっていますね。 スポンサードリンク
個人情報保護法を無視してるけどここのブログ大丈夫なのかなぁ?
返信削除個人情報については賠償問題を発生させることができるんだけど・・・。