買収の合意はあったが突然、破産宣告
リチャードジノリは破産したとの報道について、1月8日にリチャードジノリに関する報道の件と題して、自社の見解を示しています。
昨年の11月にリチャードジノリは、イタリアの会社更生法のもと新たなオーナー予定会社との買収の合意をいたしておりましたが、2013年1月7日にフィレンツェ裁判所から突然の破産宣告を受けました。リチャードジノリ倒産の理由について見ると、食洗器の普及や借入金があった事を産経新聞が報道していました。ジノリ倒産が報道されていますが、どうやらすでに買収合意していたようです。
ジノリによると、突然、裁判所から破綻宣告を受けたということですが、イタリアではそういった事があるのでしょうか。ジノリが破産宣告前に、裁判所とどういったやり取りをしていたのか気になります。
日本向けの生産出荷は継続
しかしながら、日本市場に関しましては、フィレンツェ裁判所の特別措置によって今後も日本向けの生産、出荷は継続されます。ジノリ破産宣告の影響が懸念されましたが、日本向けの販売は継続するようです。ジノリ破産について、管理人が記事を書いたときに、愛用している旨の連絡がありましたが、この発表を喜ぶ方は多いのではないでしょうか。
新しいオーナーを示唆
よってリチャードジノリ・アジアパシフィック株式会社は日本市場を守りながら、活動を継続してまいります。また2013年3月末までにはイタリア リチャードジノリブランドは新しいオーナーシップによる再スタートをする予定でございますことをお知らせいたします。ジノリのホームページでは、ジノリ破産後の新しいオーナーについて決まる予定があるようですね。ジノリ倒産の報道で、ファンの方々はどうなるのか気になっていた方も多いと思います。
ジノリ破産報道への見解に一つの疑問
ご心配をおかけして申し訳ございません。何卒よろしく事情拝察賜り、変わらずのご愛顧賜りますようお願い申しあげます。ジノリのプレスリリースで一点気になるのは、倒産報道について風評被害としている点です。企業にとって法務管理や財務管理は、極めて重要な仕事です。
またこの件に関しまして風評被害を最小限にするよう、関係者皆様にはご理解、ご配慮賜りますようお願い申しあげる次第でございます。
ジノリは、なぜ破産宣告を受けたのかや倒産時の財務状態はどうであったのかを、自社のホームページで説明しなければ風評被害と言えないのではないでしょうか。グッチ ジノリ買収と倒産を見ると、グッチが買収提案を行っており、ブランド価値は最小限におさえられそうですね。グッチは世界的なブランドであり企業規模が大きいので、ジノリの経営が発展する可能性も十分ありますね。 スポンサードリンク
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