ニイウスコー粉飾倒産で損害賠償

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ニイウスコー粉飾倒産で損害賠償請求を認める判決がでています。インデックスの粉飾倒産が報じられていましたが、役員の責任追及が、投資家から行われるのではないでしょうか。

(1)粉飾決算と倒産

上場企業の決算書は監査法人によるチェックがありますが、粉飾決算で倒産する企業があります。投資家が株式購入を行った後に粉飾決算が発覚すると株価が暴落しますので、大きな損失となります。

粉飾決算により投資家を騙した役員や公認会計士は、企業が倒産した後に損害賠償請求により全てを失うことがよくありますね。
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(2)ニイウスコーの役員に粉飾決算で損害賠償

ニイウスコー粉飾倒産で有罪について、2013年7月9日読売新聞が、「ニイウスコー」粉飾決算、元会長らに賠償命令を報じているので見てみましょう。
元東証1部上場のシステム開発会社「ニイウスコー」(解散)の粉飾決算を巡り、大阪府の元株主2人が旧証券取引法違反の有罪が確定した同社元会長ら2人に計約1億7400万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は9日、全額の賠償を命じる判決を言い渡した。
ニイウスコーは、粉飾決算で倒産していましたが、粉飾発覚で株価が暴落しています。ニイウスコーは、上場企業ですので損害賠償請求を投資家から行われています。

ニイスコーは粉飾倒産で役員に損害賠償が認められていますので、インデックス株価暴落 粉飾決算の損害賠償が数百億円か注目ではないでしょうか。

(3)損害賠償の理由

清水響裁判長は「大幅な債務超過が明らかになっていれば、原告は株を買わなかったはずだ」と述べた。
ニイウスコーの役員の損害賠償判決の理由は、債務超過がポイントとなっていますね。上場企業の債務超過は、上場廃止の一つの基準ですし、企業が倒産寸前であることの指標になります。

インデックス監査法人と粉飾決算でも触れましたが、会計監査により公認会計士が決算所にお墨付きを与えていますが、あまり役に立たないことが分かりますね。

(4)過去の粉飾決算による株主の損害を認定

判決によると、同社は2003年の上場直後から売上高を水増しするなどして決算を粉飾。一方、原告2人は05~08年、虚偽の決算を信用して計約1億5890万円分の株を購入したが、同社の破綻によって株が無価値になったなどとして、購入費自体が損害だと認定した。
ニイウスコー粉飾倒産で損害賠償のポイントは、過去の粉飾決算による株主の損害を認定していることですね。インデックス株価暴落 粉飾決算の損害賠償が数百億円か注目ですが、株主から訴訟があった場合、やはり支払いの義務が生じそうですね。
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