(1)最福寺が朝鮮総連本部の再入札に失敗
朝銀信用組合が破綻しましたが、日本は公的資金投入により税金で救済しましたので、朝銀信用組合が保有する債権が整理回収機構に移転しました。日本の銀行に公的資金投入は批判されましたが、マスコミは北朝鮮関連団体に公的資金投入したことは、あまり批判しなかったことが特徴的ですね。朝鮮総連本部ビルの競売で、鹿児島の最福寺がゼネコンなどから融資を受けるとしていましたが、資金調達失敗で5億円の保証金が没収されています。朝鮮総連本部ビルの売却先に注目は集まっていましたが、落札者が現れており、不良債権処理に成功しそうですね。
(2)朝銀信用組合の破綻と競売までの流れ
- 朝銀信用組合の破綻
- 朝銀信用組合に公的資金の投入 日本人の税金
- 朝銀信用組合の債権が整理回収機構に債権譲渡
- 整理回収機構が朝鮮総連本部の競売により債権回収の方針
朝銀信用組合は、一般の日本人に関係のない金融機関ですが、バブル崩壊で多額の不良債権を抱えました。日本政府は1兆円以上の公的資金を投入したものの、多額の不良債権をマスコミは黙認しており、日本人の税金が無駄になっていますね。
(3)整理回収機構の債権回収と最福寺の競売失敗
朝鮮総連本部ビルの入札に最福寺が名乗り出ましたが、整理回収機構の目的は公的資金の回収ですので、税金が取り戻せれば債権回収に成功ということになります。- 最福寺が朝鮮総連本部ビルを45億1900万円で落札
- 最福寺が保証金約5億3000万円を納入
- 最福寺が融資による資金調達に失敗
- 保証金の没収で整理回収機構が約5億3000万円を回収
銀行は、反社会勢力や不動産の不良債権などに対して、融資することは原則としてできません。朝鮮総連本ビルは、現金購入する必要があるうえに、占有されるリスクをとれる資産家でなかれば、購入は困難であるということですね。
(4)朝鮮総連本部ビルの再入札を東京地裁が行う時期
朝鮮総連ビル再入札と倒産について、2013年8月16日の時事通信が、朝鮮総連本部、10月に再入札=宗教法人の購入断念で―東京地裁を報じているので見てみましょう。宗教法人が落札したものの、資金繰りがつかずに購入を断念した在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地建物について、東京地裁が10月3日~10日に再入札を受け付けることが16日、関係者の話で分かった。朝鮮総連本部ビルの再入札を東京地裁が行う時期について報道されていますが、2013年10月3日~10日の間に再入札を受け付けるようですね。朝鮮総連本部ビルは、モンゴルの企業が落札したとして話題になりました。
東京地方裁判所が、モンゴル企業の適格性について判断したところ、信用力がないと判断されたようですね。朝鮮総連本部ビルを入札したモンゴル企業は、一部マスコミの取材によれば、住所としている場所には何もないペーパーカンパーニーであったことが話題になりました。
(5)朝鮮総連本部ビルの競売時期とスケジュール
10月17日に最高額を付けた人を決める「開札」が行われ、同22日にも売却先が決まる見通し。朝鮮総連本部ビルの競売時期とスケジュールについて簡単にまとめると、2013年10月中に売却先は決定するようですね。
- 2013年5月9日 最福寺が朝鮮総連本部ビルの購入資金の融資失敗
- 2013年10月3日~10日 朝鮮総連本部ビルの再入札を受付
- 2013年10月17日 朝鮮総連本部ビルの開札 最高額を入札した人の決定
- 2013年10月22日 朝鮮総連本部ビルの売却先が決定
朝鮮総連本部ビルはマンション需要が見込めますので、ディベロッパーが買収に成功すると、朝鮮総連は立ち退きを要求されそうですので、文京区の施設に移転する可能性があるようですね。
朝鮮総連マルナカ買収破綻リスクをまとめましたが、不動産担保価値のない不良債権のため、銀行から不動産担保融資を受けることは困難でした。朝鮮総連本部ビルは、資金が豊富なマルナカホールディングスが買収発表しており、資金繰りは問題がないと言えますね。 スポンサードリンク
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