東宇都宮カントリークラブ倒産とゴルフ会員権

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東宇都宮カントリークラブは、業績悪化により運営会社が倒産しています。ゴルフ場の運営会社が倒産すると、ゴルフ会員権は減価しますので、決算書で業績とゴルフ会員権の価格が見合うのか確認する必要がありそうですね。

(1)倒産と前払金の返済

企業が倒産すると、従業員の給料や税金などの優先債権と、買掛金や銀行借入などの一般債権に分類することができます。

倒産後、売却する資産やスポンサーの買収資金を債権者に配当として回しますが、一般債権は後回しになるため前払金が全額返済されないことが頻繁に起こります

(2)東宇都宮観光が自己破産を申請、破産手続き開始

東宇都宮カントリークラブ倒産の理由について、2013年4月19日の産経新聞が東宇都宮観光 破産手続きへと報じているので見てみましょう。
東京商工リサーチ宇都宮支店によると、東宇都宮カントリークラブ(那須烏山市)を運営し、今年1月に自力再建を断念した東宇都宮観光(東京都豊島区)は東京地裁に自己破産を申請、破産手続き開始決定を受けた。
東宇都宮観光は、2013年1月に自力再建を断念していましたが、自己破産の申請が認められて倒産するようですね。東宇都宮観光は自己破産を行うまで、スポンサーを探すなど行っていたと思いますが、自己破産をしたということは見つけることができなかったのかもしれないですね。

(3)税金の滞納とゴルフ会員権

決定は今月11日付。負債総額は約42億円。このうち、会員1386人に対する預託金が約24億円、金融債務が約14億円
東宇都宮カントリークラブは倒産しましたが、上記以外に、租税公課約1億2000万円があると、東京商工リサーチが報じています。
  • 租税公課 約1億2000万円
  • ゴルフ会員権 約24億円
  • 金融債務 約14億円
東宇都宮カントリークラブを運営する東宇都宮観光は、負債の中に税金がありますので、自己破産後に処分した資産の中から、従業員の給料と同じように優先して支払います

(4)ゴルフ会員権の権利喪失と自己破産後の配当

東宇都宮カントリークラブのゴルフ会員権は、倒産により権利喪失するうえに、自己破産ですので返金される金額は大幅に減少することが予想されます。

東宇都宮カントリークラブの倒産を見ると、ゴルフ会員権はゴルフ場の経営状況が反映されているのか確認することが重要でしょうね。

(5)東宇都宮カントリークラブの業績悪化とコース復旧費用

県内中堅コースとして利用者は一時、年間7万人を超え、ピークの4年3月期は年商約15億8500万円を計上したが、その後はゴルフ人口減少などで低迷。東日本大震災後は急激な売り上げの落ち込みもあり、今年1月7日に事業を停止した。
東宇都宮観光の業績を見ると、倒産前に業績悪化があったことを東京商工リサーチは報じています。ウエストワンズ倒産の理由を見ると、ゴルフ会員権の返還問題が経営課題として浮上していたようですね。

(6)倒産理由と経緯

  • 平成4年3月期 売上約15億8500万円
  • 平成10年3月期 売上約10億円 約1億円の赤字
  • 平成18年3月期 売上約3億円
  • 経営者の高齢と大病による経営問題
  • 東日本大震災により入場者数が前年から約15%から減少
  • コース復旧費用と関係先への未払い発生
東宇都宮観光は、業績が急速に悪化していることに加えて、東宇都宮カントリークラブは東日本大震災による入場者数の減少と復旧費用が必要となり、資金繰りが悪化したようですね。

東宇都宮カントリークラブは倒産しましたが、倒産前に未払いの発生が報じられており、業績悪化で資金繰りが厳しかったことが分かりますね。太平洋クラブ マルハン倒産とスポンサーを見ると、パチンコの会社が買収する事例もあるようですね。

ボゥヴェールカントリー倶楽部 倒産の理由は、債務超過とゴルフ会員権の償還問題があり、ゴルフ場の資金繰りはかなり厳しいことが分かりますね。
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3 件のコメント:

  1. 潰れて当然。当時の支配人と従業員はとんでもないくらい酷かった

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    1. Unknownさん、おはようございます!
      支配人と従業員について語られるということは、会員権のオーナーだったのでしょうか?

      ゴルフ場は、運営側のやり方によって、かなり変わるという印象があります。
      大手ゴルフ場運営会社系列に、どんどん、再編が進んでいるようですね。

      経営破綻後に、ゴルフ場が生まれ変わることが多いようです^^

      削除
    2. キャロウェー2017年7月4日 1:54

      あのオバサン支配人ですか?最悪でした。

      削除

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