(1)老後前に破産のきっかけがある
- 老後の貯金不足
- 老後前に想定外の支出
- 老後前に子供の教育費が増えた
- 老後前に収入が激減して貯金できなかった
- 親の介護によって老後の余裕がなくなってしまった
- 老後前や老後に離婚を宣告されて計画が破綻した
余裕のある老後は、1億円が必要になるという雑誌もあるため、老後の貯金を心がけている人はいると思います。引退するまでに、金融資産で1億円も必要ないと思いますが、数千万円単位の貯金をしている人は多いですね。
老後に必要なお金夫婦のシミュレーションを考えるときに、老後破産の現実を見れば、リスクに備えていくことが生活防衛のために重要です。老後にお金がないストレスは、年収1000万円の人でもいますが、昔のように豊かな時代ではなくなっていることが現実ですね。
老後破産は、計画通りの収入があったとしても、思わぬところから発生することがあります。老後の投資は、若いほど時間に余裕があるので有利になるため、リスクをとって投資して老後の準備をしている人が増えていますね。
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(2)老後前に子供の教育費が高い
大学進学までの教育費
- 子供が私立中学校を受験
- 子供が公立高校の受験に失敗
- 子供が私立大学に入学して学費が高い
- 子供が大学進学後に下宿したため生活費が高い
教育費増加や収入の減少
- 就職活動に失敗
- 大学で留年や休学
- 大学受験に失敗して予備校で浪人
妻が教育熱心の家庭は、子供の私立小学校や私立中学校の受験に積極的であり、教育費に投資する家庭があります。中学受験は、学校の授業だけでは合格が難しいため、進学塾の授業料は夏期講習だけで10万円を超えるのもよくありますね。
大学進学の第一志望に失敗すれば、県外大学進学や浪人で予備校に通うことになれば、教育費は年間100万円以上増加することもあります。老後の資金は、余裕のある家庭は少ないと言われているため、子供の教育費は老後破産に繋がるリスクがありますね。
(3)退職金や収入減少
- 会社が倒産して退職金が減少
- 会社が倒産して失業したため収入減少
- 会社がリストラしたため希望退職に募集した
- 会社がリストラしたときに希望退職に選ばれた
会社が倒産すれば、給料や退職金は優先的に支払われますが、税金などと共に按分するため全額支給されないことが多いです。日本はサラリーマンの人が多いため、現役時代の収入が、退職金に影響することになりますね。
住宅ローンの老後破綻をまとめましたが、給料の減額により、自己破産に転落したという口コミもあります。老後破産の現実は、正社員の終身雇用制度は、崩壊していることも大きな理由になっています。
会社の業績が悪化すれば、リストラによる希望退職だけでなく、給料カットや出向になることもよくあります。老後破産は、退職金が支払われない倒産などだけでなく、退職や出向で待遇が悪化すれば発生しやすいことが分かりますね。
(4)親の介護や離婚
- 親の体調悪化で介護が必要になる
- 親の介護のために退職して地元で再就職
- 親の介護のために再就職先は限られている
- 再就職後の給料は不利な条件のため下がることが多い
- 老後の貯金やマイホームを離婚したときに手放すことになった
老後破産予備軍チェックリストをまとめましたが、老後破産の現実は、転職や病気により身近になっています。老後破産の現実を理解するには、自分自身の健康問題だけでなく、親族の介護により人生が崩壊するリスクもあります。
日本人の60代と会社員を比較すれば、電車の中では60代のほうが生き生きとしており、人生を楽しんでいると感じた人はいると思います。60代の老人を比較すれば、健康な人だけでなく病気になる人もいるため、息子や娘が世話をする家族もありますね。
大企業に勤めているため、老後に不安のない人であっても、親の介護のために退職を選択する人もいるようです。大企業を40代で退職したとしても、地方は就職先が限られるため、介護離職をすれば老後破産のリスクは高まることが社会問題になっていますね。
(5)年金の減額
- 老後の貯金は退職金
- 老後の収入は年金が重要
- 老後の収入は何もない時期がある
老後の資金は、退職金を貰ったときが最も多いうえに、収入は年金に頼っているという口コミが大多数です。老後破産は、年金支給の年齢引上げと消費税増税によって、生活が厳しくなる老人が増加していますね。
下流老人貯蓄がない破綻を見れば、老後破産の現実は、単身世帯の増加により身近になっています。老後破産は、下流老人や下流老人予備軍は転落しやすいため、少しの増税であっても生活破綻に繋がるでしょう。
老後の年金は、支給開始が60歳になっていましたが、70歳になる可能性が高まっているため計画性が重要になっています。老後破産を回避するために、退職金や貯金に頼るだけでなく、転職や投資を重視する人が増加していますね。 スポンサードリンク
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