(1)国家のデフォルト
中国経済は急激な経済成長に成功した結果、統計上は世界2位のGDPになっており、経済大国に成長しています。アメリカ経済やヨーロッパ経済など、先進国はリーマンショックで不景気になる中で、中国経済の経済成長が注目されてきました。中国経済は、初期の日本資本流入など外国資本の流入によって、世界の工場として発展を続けました。中国経済はリーマンショックによって輸出の伸びが鈍化した後は、影の銀行による融資によって内需の拡大を続けてきました。
中国とアメリカのデフォルト危機は比較されるときはありますが、アメリカは議会の同意を得られれば、国債の発行によりデフォルトは回避できます。中国経済のデフォルト危機などに注目は集まっていますが、日本の株や社債など従来型の投資先の魅力が注目されていますね。
スポンサードリンク
(2)中国の首相がデフォルト容認か
- 全国人民代表大会 日本の国会
- 李克強首相 中国共産党の第二位
- 記者会見で金融市場のデフォルトに言及
中国影の銀行2014年1月31日デフォルト破綻リスクをまとめましたが、中国経済は金融システムが脆弱であると言われており注目されています。中国経済は世界第二の経済大国に発展しましたが、影の銀行によって非効率な企業温存により不良債権が膨らんでいますね。
中国経済にとって金融システムのリスクは、不良債権の増加と社会不安を引き起こす可能性が懸念されています。中国の影の銀行は、中国人の一般家庭が購入した理財商品を原資としているため、デフォルトが発生すれば社会不安が高まるリスクが懸念されていますね。
(3)中国の大手企業が社債デフォルト
- 2014年3月7日
- 太陽光パネルの大手企業
- 中国の社債市場 初のデフォルト
中国経済破綻危機 銀行の不良債権増加をまとめましたが、太陽光関連企業は、経営の悪化が懸念されていました。中国の銀行を考えると、大手太陽光企業で社債のデフォルトが発生したということは、中国政府の支援がなければ、融資全額が不良債権になったということですね。
中国の銀行は、融資先の経営悪化で不良債権が増加しており、大手銀行の株式をゴールドマンサックスなど欧米の大手銀行は売却しています。中国企業の信用力は低下していますが、社債のデフォルトが発生したことで、大手企業の信用不安により資金繰り倒産リスクが高まりそうですね。
(4)全人代の内容と経済政策
- 経済政策 景気刺激策を否定
- 中国経済の成長率目標 2014年7.5%
- 中国経済の成長率目標 3年連続維持
中国政府は、景気刺激策を積極的に行った結果、リーマンショック後にも高い経済成長を続けました。中国の経済成長は、無理に行われたため、貧富の格差だけでなく弊害が大きくなっていますね。
中国経済崩壊2014年6月 不良債権で破綻がやばいをまとめましたが、社債のデフォルトだけでなく、銀行融資のデフォルトによる金融システム不安もありそうです。中国の地方銀行事例を見れば、不良債権や不良債権予備が過半数を占めており、中国経済崩壊のきっかけになるかもしれないですね。
中国は過剰生産が指摘されていますが、影の銀行による融資によってモラルハザードが発生しており、多額の不良債権が発生してることが確実視されています。中国経済の成長は、不動産開発によって支えられていましたが、住民が居住していない不動産も多数ありますので、不動産バブル崩壊の影響は巨大になりそうですね。
(5)中国政府の動向
- 習近平の方針
- 反腐敗運動 汚職を減らす
- 周永康 共産党政治局の元常務委員
- 周永康 石油閥のトップで1兆円超の汚職
習近平指導部の半腐敗運動の動向の中でも、中国共産党の幹部であった周永康の捜査に注目が集まっています。周永康は、中国共産党の序列9位の大物であった元幹部であり、1兆円以上の汚職をしていたと言われていますね。
中国政府が、中国共産党政治局の常務委員を歴任した人物を摘発することは異例のため、中国社会で横領などに対する不満は高まっていることが分かります。中国経済は、金融不安や政治不安のリスクが高まっていますので、株式などに投資をする時は情報収集や比較が重要になっていますね。 スポンサードリンク
理財商品の総額は300兆円とも600兆円とも言われているようで
返信削除これらが破たんした時の影響はリーマンの比ではないです
どうでもいいから隠ぺいなり、先送りなりしてくれと本気で思います
私もあと50年は生きないでしょうから、それまで先送りでお願いします
＞匿名さん
削除匿名さん、こんにちは＾＾
中国の理財商品は、匿名さんの仰る通り、莫大な金額ですよね。
中国経済というよりも、世界のどこにでも、これだけ謎の投資信託が融資に回っていたと仮定すると。
どの国の、経済であっても、バブル崩壊すれば不良債権の影響は大きいでしょうね。
中国政府の幹部は、資産と家族の海外脱出に成功しているので、備えは万全になっているのでしょう。
中国共産党関係者であれば、中国崩壊のインサイダー情報を基にして、破綻したときにも儲けそうですね。
理財商品が破綻すれば、匿名さんの仰る通り、リーマンショックを超えることが懸念されると思います。
理財商品は短期融資に回っていますので、資金繰り倒産が続出することになります。
中国の銀行融資や社債も、玉突きで不良債権化しますので、金融システムにリスクが発生すると凄い損失になりそうですね。
中国経済が50年間7.5%成長すれば、どうなるのか気になりますが、先送りすれば不良債権が膨らむリスクは高まるかもですね＾＾
中国の経済崩壊を心待ちにしておりますか、それはいつ頃ですか?
返信削除＞匿名さん
削除匿名さん、こんばんは＾＾
中国経済が崩壊するならば、バブルが大きくなる前に素早く崩壊したほうがよいという指摘がありました。
中国政府関係者や富裕層は、家族や資産の海外移転が進んでいますので、準備はできていると考えるのが自然でしょうね。
中国政府高官や役人は、単身赴任が増加しており、身内は資産を抱えて海外脱出しています。
中国経済が崩壊してもよいように準備をしていますので、その点は重要になると考えております。
中国は大気汚染や水質汚濁が酷く、公害により一般庶民の不満は高まっているのではないでしょうか。
勿論、中国人は、元気な日常よりも経済成長を望んでいるのか不明ですが、富裕層にとっては資産を守ることができれば庶民の生活に関心はないのでしょう。
中国政府が支える企業は不明ですので、理財商品や社債のデフォルトが相次いでおり、既に兆候は始まっているのかもしれないですね。
ご回答ありがとうございます、人民を省みず、我先に避難ですか、どんな政治家なのでしょうか、どんな国なのでしょうか、あのイタリアの豪華客船の船長の様ですね、国民のためなら命もいらないとおっしゃった昭和天皇の偉大さが改めて痛感されますね
返信削除＞匿名さん
削除匿名さん、こんにちは＾＾
中国高官の中には、1兆円超の不正蓄財を行っている人物もいますしね。
中国の大気汚染は、日本人にもPM2.5による深刻な越境汚染をもたらしていますが、中国役人の不正蓄財の原資になっています。
中国企業が、大気汚染対策をしないことで、安い価格で製品販売して利益を得て、中国政府高官も儲かる図式ですね。
日本企業は、真面目に設備投資しているので、価格競争力がなくなるという悲しい現実があります。
中国政府の腐敗を見ていると、日本人とは感覚が違うのでしょうね。
匿名さんの仰るとおり、天皇陛下は国民の象徴であり、日本人の目標を体現していると感じます。
日本は狭いと言っても、北海道から九州まで、生活や文化は様々です。
日本の各地に行ったときに、天皇陛下の足跡や国土の鎮魂を願うものが、多々あるように思えます。
東京都市部を上空から見ても、緑の残る地域は、天皇家ゆかりの公園や大学などが中心的です。
日本が21世紀も反映するためには、日本人として日本文化のよさを見直しつつ、外国のよい部分のみを取り込むことが重要と感じております。
終戦後暫く共産主義並びに社会主義がもてはやされ、人類究極の制度だと世の中のあちらこちら(学校の教師も含む)で言われていましたが、これで共産主義及び社会主義が制度欠陥を含んでいるこてが証明されたのではないでしょうか。
返信削除>匿名さん
削除匿名さん、おはようございます^^
共産主義の制度的欠落については、匿名さんの仰る通りあると思います。
中国は、共産主義の市場主義の側面が強くなっており、絶賛されていた共産主義の社会主義で成功した訳ではないと考えております。
中国の全人代は、思想面で問題があるとされた一般市民は選出されませんので、民主主義ではないと考えております。
学校の教師は、民間で仕事をしたことのない人間が多いので、社会的に未熟と言われる人が増えているようです。
匿名さんの仰る通り、以前の言質を見ていると、年寄りの教師が、現在の若い教師を批判する資格があるのか疑問に思えますよね。