(1)サラリーマンの収入は減少が続いている
- 1997年サラリーマンの平均年収 467.3万円 消費税増税
- 2008年サラリーマンの平均年収 429.6万円
- 2009年サラリーマンの平均年収 405.9万円 リーマンショック
- 2010年サラリーマンの平均年収 412.0万円
- 2011年サラリーマンの平均年収 409.0万円
- 2012年サラリーマンの平均年収 408.0万円
サラリーマンは、消費税増税が行なわれたときに、破綻する家計が続出してきました。消費税は、生活コストが上昇するだけでなく、会社の利益減少により年収減少に繋がる政策ですね。
サラリーマンの給料は、会社の利益から捻出されているため、業績悪化になればリストラが行なわれるからです。サラリーマンの中には、若いときから積極的な資産運用を行なっている人もいるため、老後破綻する人との格差は拡大するでしょうね。
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(2)サラリーマンの老後破綻が現実になっている
- サラリーマンが子供により老後破綻 無駄になることが多い
- サラリーマンが両親により老後破綻 親の介護のために退職
- サラリーマンが離婚により老後破綻 養育費や財産分与が負担
- サラリーマンが景気により老後破綻 業績悪化によりリストラされる
- サラリーマンが支出により老後破綻 突然の支出に貯金がないため
介護破産の理由を見れば、サラリーマンが夢見てきた老後は、悠々自適にならない人が増えていますね。サラリーマンの老後破綻は、介護破産のような不運だけでなく、生活の基盤が揺らぎ続けています。
終身雇用は、派遣社員や契約社員の非正規雇用に置き換えられているため、サラリーマンの正社員はリストラされやすくなりました。日本人は、夫婦共働きが専業主婦の割合よりも増えているため、社会構造は変化していることが分かりやすいでしょう。
サラリーマンがお金持ちになれない理由をまとめましたが、金利低下や年金削減により、老人と同じようなライフスタイルでは老後破綻は確実でしょう。サラリーマンは、老人の現役時代よりも貯金が増えにくくなっているため、突然の支出により老後破綻しやすくなっていますね。
(3)生活保護が老後破綻により増えている
- 第17回社会保障審議会生活保護基準部会
- 2014年2月の生活保護受給人員・世帯数
- 2014年2月の生活保護の人数 217万人
- 2014年2月の生活保護の世帯 160万人
- 2014年2月の生活保護世帯の内訳 高齢者72万世帯
- 2014年2月の生活保護世帯の内訳 母子家庭11万世帯
- 2014年2月の生活保護世帯の内訳 傷病者や障害者47万世帯
- 2014年2月の生活保護世帯の内訳 その他の世帯29万世帯
- 生活保護は病院代や薬代が無料のため社会保障制度崩壊を加速させている
日本の生活保護世帯は、高齢者が最多の人数になっており、急速に老後破綻している世帯数は増加しています。高齢者の生活保護受給者数は、1997年に30万世帯未満でしたが、2014年は72万世帯に倍増しました。
下流老人貯蓄がない破綻をまとめましたが、サラリーマンの老後破綻は、ライフプランが崩壊すれば簡単に発生します。高齢者の生活保護は、老後破綻している世帯が多いことを現しているため、貯蓄がないことのリスクが分かりやすいですね。
高齢者は世帯数が増えているため、単純比較することは難しいですが、生活保護世帯数が増加するのは時代の流れになっています。サラリーマンの社会保障費は、生活の重荷になっていますが、高齢者の老後破綻に引き込まれるリスクが高まっていますね。
(4)サラリーマンの貯金3000万円は難しい
- サラリーマンの手当カット
- サラリーマンの非正規雇用化
- サラリーマンのリストラが増えた
- サラリーマンの早期出向により退職金減少
- サラリーマンは子供の経費が重荷になっている
- サラリーマンは熟年離婚により金融資産を失っている
現在のサラリーマンは、手当てカットが続いているだけでなく、非正規雇用化により貯金をしにくくなっていますね。サラリーマンは、やる気のない子供に教育費を捨てており、老後破綻に繋がる家庭が続出しています。
サラリーマンの老後破綻は、熟年離婚により貯金がなくなるだけでなく、孤独な老人が増える傾向にあります。サラリーマン老後破綻の真相は、節約と資産運用により種銭を増やすことができなければ、あっさりと貧困に転落するということでしょうね。 スポンサードリンク
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