(1)地域振興券の目的と財源
- 地方創生の消費税が財源
- 国から地方への交付金が使われている
- 交付金は各地の地方自治体に配分された
- 神戸市の得た交付金は神戸市民への還元を優先するべきである
- 最大5万円まで購入可能 還元率が20%のため最大1万円お得の予定だった
プレミアム商品券は、地方創生を目的として使われており、消費税増税の税金が財源になりました。神戸市だけでなく、日本中の自治体がプレミアム商品券を発行しているため、交付金は地元住民への便益が優先される性質になっています。
神戸市は、ときめき商品券の配分方法が破綻しており、神戸市民から厳しい批判にさらされています。神戸市の公務員は、神戸空港や地下鉄湾岸線など経営能力が低いと言われてきましたが、ときめき商品券の運営破綻により口コミで評判が悪化していますね。
スポンサードリンク
(2)神戸市の失敗 販売方法が悪い
- 神戸市の販売対象が悪い 神戸市民以外も購入可能
- 神戸市の販売対象が悪い 優先配布した人も重複購入ができた
- 神戸市の販売管理が杜撰だった 販売所を複数活用する人がいた
- 神戸市の販売方法が全ての原因 抽選にせずに窓口販売を行った
- 神戸市の販売方法が全ての原因 整理券の配布を周知していなかった
神戸市商工課は、プレミアム商品券の販売を窓口ですることを決断しましたが、重複購入のチェックをしないというミスを犯しています。神戸ときめき商品券は、事前の販売方法の告知にも失敗しており、市民の負担を増やすことに繋がりました。
神戸市商工課は、神戸ときめき商品券の整理券配布可能性を大きく告知しておらず、裏面の右下に1ミリ程度の文字を記載するだけでした。神戸ときめき商品券の並んでいるときに、神戸市民に聞いたところ整理券配布を知らない人が多かったうえに、販売所によって整理券配布時間も破綻していたことが判明しています。
(3)神戸ときめき商品券の販売事例 神戸市のミス
- 販売の公平性を担保することに失敗
- 母子家庭や多子家庭が重複購入できた
- 40万円以上購入する人がおりチェックが杜撰
- サラリーマンは購入できない時間帯の10時に販売開始
神戸市の運営は、母子家庭や多子家庭に先行販売をしましたが、一般販売の神戸ときめき商品券を購入できました。神戸ときめき商品券は、40万円以上購入したという話を聞いていますが、神戸市は仕組みづくりに失敗したことが分かりやすいでしょう。
プレミアム商品券破綻の理由をまとめましたが、量販店による購入が70%を占めており、地元への経済効果は小さくなっています。神戸ときめき商品券は、特定家庭や高齢者の買いやすい仕組みのため、日用品購入の割合は70%前後になるのではないでしょうか。
神戸ときめき商品券は、販売開始時間を10時としていたため、会社勤めの人は買えない時間帯になっています。神戸ときめき商品券は、お年寄りの買いやすいように販売しており、生活費に消えるだけなら経済効果はマイナスになりそうですね。
(4)神戸市と他自治体の比較 大阪市や岡山市の事例
4-1神戸プレミアム商品券のデータ
- 神戸市はときめき商品券1人5冊購入可能
- 神戸市の配分 45万冊の神戸ときめき商品券
- 神戸市の人口 約153万人 2015年8月時点
- 神戸市は29%の人口比で窓口販売をした
- 神戸市は29%しか行き渡らないのに重複購入で混乱した
4-2大阪市の大阪市内で買いま商品券のデータ
- 大阪市は1人4冊購入可能
- 大阪市は1世帯2冊の子育て世代優遇
- 大阪の配分 109万冊の大阪市内で買いま商品券
- 大阪市の人口 約270万人 2015年8月時点
- 大阪市は40%の人口比で予約販売をした
- 大阪市は約110万冊の予約があり抽選
4-3岡山市の桃太郎のまち岡山プレミアム付き商品券のデータ
- 岡山市は1人5冊購入可能
- 岡山市の配分 39万冊の神戸ときめき商品券
- 岡山市の人口 約71万人 2015年4月時点
- 岡山市は55%の人口比で抽選による販売
- 岡山市は55%もカバー率があるのに抽選している
4-4神戸市と他自治体の比較 神戸ときめき商品券の杜撰な販売
- 神戸市は人口比の販売枚数が少ない
- 神戸市は多子世帯や一人親世帯の逆差別に繋がる政策
- 大阪市と岡山市は抽選による公平な購入機会を応募者に与えている
大阪市や岡山市は、予約販売や抽選を行っているため、公平に購入機会が与えられてきました。神戸市は、人口当たりの販売枚数が少ないのに、窓口販売をすれば不公平感が高まるのは当然でしょう。
宝塚市は、2015年6月にプレミアム商品券を窓口販売しており、混乱していることが報じられています。神戸市は、プレミアム商品券の失敗を研究することも怠っており、公務員の低い能力が混乱を拡大させたと言えそうですね。
(5)神戸市のプレミアム商品券が失敗した理由
- 神戸市が窓口販売を決断した
- 神戸市の整理券配布の周知失敗
- 神戸市は神戸空港やポートアイランドなどの失敗が多い
- 神戸市の公務員はレベルが低いためプレミアム商品券販売に失敗した
- 公務員のレベルが低い自治体は減税の方が公平性を得ることができる
神戸市は、プレミアム商品券の窓口販売の決断をしていますが、そのメリットがいまいちよく分かりません。管理人は、ときめき商品券の購入に失敗した負け組ですが、整理券配布の事前告知を知らなかった方が多く周辺だけでも10人近くいました。
プレミアム商品券の問題点をまとめましたが、新聞記者が、多数の商品券を買い占める事例も発生しています。プレミアム商品券のルールは、自治体ごとに独自ルールはあるものの、事実上破綻しているような仕組みになりました。
神戸ときめき商品券は、ルールを守る仕組みが作られていないため、神戸市は多数買うことを黙認した制度になっています。神戸ときめき商品券の購入に成功した人は、素直におめでとうと思う反面、レジで使用可能のシールを見れば購買意欲が損なわれました(笑)。
神戸市は、ポートアイランドや六甲アイランドの運営に失敗しており、神戸空港や地下鉄の赤字も莫大な金額になっています。神戸ときめき商品券の破綻理由は、神戸市の公務員のレベルが低いため、当然のように発生したということでしょうかね。 スポンサードリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿