安愚楽牧場の被害総額
- 負債総額=4330億8300万円(2011年(平成23年)8月9日民事再生法適用申立時点)
- 黒毛和牛委託オーナー 7万3356人
- 黒毛和牛委託オーナー総額 4207億6700万円
安愚楽牧場の倒産問題が社会問題化していますが、金額と委託オーナーの数を見ると、納得できるのはないでしょうか。安愚楽牧場の倒産で、数万人が数千億円の被害を受けていますが、その広告塔に野党第一党の党首がなっており、政治家の政治と金の問題として浮上しそうですね。
J-CASTニュースは、「AERA」2011年8月28日号が「『広告塔』は海江田経産相」と題して掲載した記事から引用しているようですが、その内容について簡単に見てみましょう。
サンデー毎日1990年7月22日号
海江田氏が署名入りの記事
例えば、「サンデー毎日」1990年7月22日号では、「モーモー牛さんも財テクの対象に」と題して、海江田氏本人の署名入りで、債権者集会で謝罪を続ける立場になってしまった三ヶ尻久美子社長の、社長就任披露パーティーの様子を細かく紹介した記事を書いている。どうやら、海江田氏が署名入りで社長の就任パーティーの様子を紹介しているようですね。安愚楽牧場 投資詐欺返金いつになるのか、まとめましたが、出資金の返金は5%にとどまりそうですので、投資のほとんどは回収できないですね。安愚楽牧場の倒産と投資詐欺で、政党に公開質問状を送付するみたいですので、海江田代表率いる民主党の回答に注目が集まるのは自然な流れですね。
儲かる事を強調
「実は私もこの牛のオーナーになっているのです」
「平均10%の利回りで」という見出し
記事本文でも「財テクとしての利回りもまずますだと思いますが」
『それならひとつ会員になってみようか』と思った人は安愚楽共済牧場の預託事業センター(当時の記事には電話番号を記載)へ」海江田代表も、牛のオーナーになっていますので、安愚楽牧場倒産の被害者のようですね。海江田代表が被害を受けたのであれば、安愚楽牧場被害者の会に参加したり、関係者の支援に政治的な働きかけを行うのか注目ですね。
海江田代表も牛のオーナーであると発言していますが、広告記事の執筆の値段と、倒産による損失のトータルが、いくら位になるのか自身で説明責任を果たすのか注目ですね。
SAPIO1990年8月23日号
続いて、SAPIO1990年8月23日号について見てみよう。「10%配当に加えて新巻き鮭1尾!なかなか捨てがたい『和牛オーナーシステム』」の題
「先ほどの牛のオーナーシステムは配当が決まっている確定利回りなのに対して、こちらの共同馬主のほうは配当が不定」
「牛のローリスク・ミドルリターンと、馬のハイリスク・ハイリターン、あなたはどちらを選びますか」
「保険でしっかり保障され、約束通りの金額が支払われます」海江田代表は、安愚楽牧場の牛のオーナーシステムはリスクとリターンを考えると、儲かると強調していたようですね。一般的に儲けを得ようとすると、それ相応のリスクを負うと言われていますので、リスクとリターンは見合ったものになります。
海江田代表は、競争激しい東京選挙区から選出されている議員ですので、人間心理の間隙をついた演説や発言の能力が高いのでしょうね。
女性セブン1992年7月2日号
見出し「貯金より有利な和牛オーナー制度のうまみ点検! 2年で年利6%、4年で9%にプラスαもある」
「夢があって安全有利なら申し分ない」
「この利益は利息とは異なり、年間20万円以下は申告不要ですから実質的に非課税貯蓄と同じです。しかも、この利益は申し込み時に確定していて、リスクはゼロ。たとえ、参加期間中に牛が事故や病気などで死亡してしまっても保険でしっかり保障され、約束通りの金額が支払われます」リスクがゼロで儲かるものがあるのであれば、投資しようと考えた人がいたのかもしれませんね。海江田万里 安愚楽牧場倒産と詐欺により訴訟が行われていますが、投資は自己責任と言う声もありますが、その人数と金額の合計を見ると、海江田代表の対応に注目が集まっているようですね。
海江田代表の記事の中で、投資リスクについての注意喚起はあったようですが、ここまでの内容を見る限り、海江田代表自身が国会で説明責任を果たして欲しいですね。
安愚楽牧場 投資詐欺で逮捕がようやく行われるようですが、倒産から2年近くが経過しており、経営者の責任が追及されるようですね。海江田代表は、野党第一党の民主党党首として活躍しているようですが、安愚楽牧場の広告塔として記事が掲載された事について、党首としての高い発信力を生かして、国会で語る姿を見たい方が多いのではないでしょうか。 スポンサードリンク
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