石山ゲートウェイホールディングス粉飾決算の仕組み

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石山ゲートウェイホールディングスの役員は、粉飾決算で他社と結託することにより、数億円を得ていました。石山ゲートウェイホールディングスは、税金詐欺に発電関連で加担した疑いもあります。



(1)上場企業の粉飾事例

石山ゲートウェイホールディングスは、粉飾決算の評判があり、株価は大幅に暴落しました。上場企業は、監査法人が監査料を受取って仕事をしていますが、粉飾決算を見抜けないことが多いですね。

アベノミクスにより、貯金から投資にシフトしていると言われていますが、ボロ株をつかんでしまえば倒産することになります。石山ゲートウェイホールディングスだけでなく、江守グループホールディングスの倒産は突発破綻になっており、投資先を選ぶときに小型株のリスクは高くなっていることが分かりやすいでしょう。

株式投資は、粉飾決算を行っている企業も含まれているため、投資先を一社に絞ることはリスクが高くなります。粉飾決算は、投資先の株価が突然暴落するだけでなく、倒産して紙くずになるリスクもあるため注意が必要ですね。
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(2)石山ゲートウェイホールディングス粉飾決算で儲けた仕組み

  1. 石山ゲートウェイホールディングスがテクノラボに架空売上で粉飾決算
  2. テクノラボは石山ゲートウェイホールディングスとの取引を装って5億円の補助金詐欺
  3. 石山ゲートウェイホールディングスの社長と常務がストックオプションにより多額の利益
石山ゲートウェイホールディングス粉飾決算の逮捕について、簡単にまとめたので見てみましょう。石山ゲートウェイホールディングスとテクノラボが、粉飾決算と詐欺事件の主役であり、両者の関係者が逮捕されています。

石山ゲートウェイホールディングスは、発電機事業の架空売上高を計上した決算予想を公表しており、テクノラボへの販売が増えて増収になる予想を出していました。テクノラボは、経済産業省から補助金5億円を得るために、石山ゲートウェイホールディングスとの取引を仮装しています。

石山ゲートウェイホールディングスとテクノラボは、架空取引を仮装することにより、両社にとってメリットのある関係でした。石山ゲートウェイホールディングスは、上場企業であるため、決算予想で粉飾決算を行うことにより投資家を騙して利益を獲得していました。

(3)石山ゲートウェイホールディングスが粉飾決算を行った理由

  1. ストックオプションとは株式を一定金額で買える権利
  2. 石山ゲートウェイホールディングスはストックオプションがあった
  3. 石山ゲートウェイホールディングスは上場企業のため株価上昇のメリットがある
  4. 石山ゲートウェイホールディングスはテクノ・ラボとの架空売上計上により株価上昇
  5. 石山ゲートウェイホールディングスの三木隆一社長はストックオプション行使により約4億円の利益を得た
  6. 石山ゲートウェイホールディングスの深井憲晃常務はストックオプション行使により約4000万円の利益を得た
石山ゲートウェイホールディングスが、粉飾決算を行った動機は、テクノラボの補助金詐欺よりも分かりにくいでしょう。石山ゲートウェイホールディングス粉飾決算のポイントは、ストックオプションが付与されていたため、株価上昇により社長や役員が大きな利益を得られたことです。

ストックオプションは、一定金額で株式を購入できる権利であるため、石山ゲートウェイホールディングスの株価が上昇するだけで莫大な利益を得られます。ストックオプションは、社員のモチベーションになるというメリットはあるものの、会計不正や株主利益を損なうというデメリットが大きい制度ですね。

石山ゲートウェイホールディングスの三木社長と深井常務は、テクノラボとの架空売上を計上して粉飾決算をすることにより株価は不正に上げています。石山ゲートウェイホールディングスの株価値上がり後に、ストックオプションを行使することにより2億円以上の不正な利益を得ていますね。

(4)テクノラボが石山ゲートウェイホールディングスとの取引で補助金詐欺

  1. テクノラボが中国の販売会社から補助金を仕入れた
  2. テクノラボが石山ゲートウェイホールディングスから発電機仕入を仮装
  3. テクノラボは経済産業省に発電開始の虚偽申告を行っている
  4. テクノラボは経済産業省から5億円の補助金を仮装して受取った
  5. テクノラボの岡登和代表取締役が5億円の詐欺容疑で逮捕された
  6. 石山ゲートウェイホールディングスとテクノラボは架空取引を結託するメリットがあった
石山ゲートウィホールディングスとテクノラボは、詐欺行為を行っていることに共通点はありますが、騙している対象が違います。石山ゲートウィホールディングスの役員は、投資家を騙して利益を得ていますが、テクノラボは税金から補助金詐欺を行いました。

テクノラボは、中国の販売会社から約2億7000万円で発電機購入の取引を行っていますが、テクノラボから発電機を仕入れたように仮装しています。テクノラボは、補助金の税金詐欺を行うために仕入価格を高く申請しており、5億円を騙し取ることに成功しました。

テクノラボは、電力会社の送電網に接続できない状態であっただけでなく、電力会社との契約締結も行っていません。石山ゲートウェイホールディングスとテクノプロは、取引を仮装することにより、震災関連事業からの補助金詐欺を行っていますね。

(5)石山ホールディングスの粉飾決算と下方修正

  1. 石山ホールディングスは2013年11月1日に仮装
  2. 石山ホールディングスは2014年6月期決算の業績予想を上方修正
  3. 石山ホールディングスは株価が終値ベースで約20%値上がりしている
  4. 石山ホールディングスは株価が発表後1週間で約1.5倍に値上がりしている
  5. 石山ホールディングスは役員がストックオプションを行使して2億円以上の利益を得る
  6. 石山ホールディングスは2014年12月に第三者調査委員会の調査結果を公表した
  7. 石山ホールディングスは発電機25台の価格2億8000万円を約10億円のように仮装
  8. 石山ホールディングスは2014年6月期4100万円の黒字から4億9500万円の赤字に訂正
石山ゲートウェイホールディングスの粉飾決算は、株価を大幅に上昇させる理由になっており、嘘の決算を発表後に株価は50%以上値上がりしています。石山ゲートウェイホールディングスは、粉飾決算について第三者調査委員会の調査結果を公表しており、4100万円の黒字予想が4億9500万円の赤字に転落しました。

石山ゲートウェイホールディングスのように、上場しているベンチャー企業の中には、ゴミ株がうようよしていることは言われてきました。石山ゲートウェイホールディングスのような会社は、粉飾決算によって投資家を騙しており、日本の証券取引所の信頼を崩壊させています。

エナリスは、2014年10月に損害賠償請求を石山ゲートウェイホールディングスに行っており、実態の解明が気になるところです。石山ゲートウェイホールディングス粉飾決算の仕組みを見れば、ゴミ株投資は資産を消滅させるリスクが高いため、長期投資には向いていないことが分かりやすいでしょうね。
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