(1)銀行の不正融資と不祥事
銀行はお金を扱いますので信用が第一ですが、銀行員の中には信用を使って、不正融資や詐欺を行って不祥事を行う社員がいます。銀行員の大多数は真面目で優秀と言われていますが、顧客は銀行員から怪しい投資話があれば、金融庁や銀行、警察などに通報することが重要になります。メガバンクや地方銀行で社員の不祥事が発生していますが、韓国の銀行でも金融庁検査によって問題融資が発覚しています。半沢直樹で、黒崎検査官の金融庁検査が話題になりましたが、みずほ銀行の金融庁検査について国会で問題が取り上げられました。
みずほ銀行とオリコの提携ローンは、反社会勢力への融資について金融庁検査の対応が問題視されていますね。みずほ銀行カードローンや提携ローン審査は、厳しくなる影響があるかもしれないため、お金がないときは審査申込を素早く行っておくことをおすすめします。
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(2)半沢直樹と審査部の位置づけ
- 東京中央銀行審査部 業績悪化先 銀翼のイカロスで帝国航空の所管先だった
- 東京中央銀行融資部 正常先が中心 半沢直樹で渡真利が所属
- みずほ銀行審査部 審査役 支店長クラスの幹部
- みずほ銀行審査部 東京中央銀行融資部が近い
半沢直樹では審査部が業績悪化先を担当しており、融資部は支店だけでは融資を決めれない先の与信所管部署とされています。みずほ銀行の審査部審査役は、支店長クラスの幹部と報じられており、大きな権限と信用があると言えます。
みずほ銀行で懲戒解雇の不祥事について2013年11月21日の週刊新潮が報じて言います。みずほ銀行審査部審査役が50億円の詐欺を行っており、銀行の信用力を使ってお金を集めていたことが分かりますね。
(3)事件概要とお金の流れ
- みずほ銀行の幹部銀行員による巨額詐欺事件 みずほ銀行審査第二部審査役
- 2012年9月 みずほ銀行が幹部銀行員を懲戒解雇
- 2013年5月 2013年7月に東京都内の資産家が提訴
- 詐欺被害者の担当弁護士 被害者は約20人 被害総額は約50億円以上
- 詐欺被害者の一人は20億円以上を騙し取られている
- 詐欺被害者の残りは、それぞれ1億数千万円ほど
西日本シティ銀行 横領詐欺の真相をまとめましたが、銀行員の事件発覚から、1年以上経過してから続報と逮捕が発表されています。三菱東京UFJ銀行の銀行員は、どのようになるのか分からないですが、事件が発覚しても時間はかなり必要になることが分かりますね。
みずほ銀行の社員が行った詐欺事件について、舞台にみずほ銀行本店が使われていたため、詐欺被害者は本当の話であると信じてしまったようですね。詐欺の内容を見ると、詐欺被害者は通常では考えられない金利を聞いて投資しており、美味しい話は当然ですが詐欺の可能性が高いですね。
(4)みずほ銀行と銀行員を訴えた開業医の事例
みずほ銀行本店 ぎょうせい株式買戻しの話
- 2013年7月 みずほ銀行の幹部銀行員 みずほ銀行を提訴
- 東京都内の開業医が受けた詐欺被害の事例
- 2011年5月 ぎょうせい株式買収の投資の話
- みずほ銀行本店の人物が投資話を行っており特別な顧客にしか紹介していない
- みずほ銀行で病院開業の融資を受けたため特別な話がきたと勘違い
ぎょうせい株式の買戻しと投資詐欺の方法
- 2011年5月20日 みずほ銀行本店を訪問して応接室で会話
- 2011年5月20日 ぎょうせいの株式を買い戻して欲しいと上場企業から依頼を受けた
- 2011年5月20日 銀行が上場企業との関係上、表立って出金することができない
- 2011年5月20日 投資家から資金を募り、別段の預金口座にプール
- 2011年5月20日 ぎょうせいの社長に預金口座から株の買い戻し資金を融資
- 2011年5月20日 みずほ銀行が100%元本保証で月利は3% 役員の特命と嘘
お金のやり取り
- みずほ銀行の審査部審査役にお金 現金5000万円を預ける
- 1ヵ月後 現金5000万円の利息1か月分を支払い
- みずほ銀行の審査部審査役にお金 現金3000万円を預ける 他の顧客が解約
- 1週間後 現金3000万円と利息1か月分を特別に支払い
- 金融業者 2011年夏 みずほ銀行審査部審査役に会う
- 金融業者 2011年夏 この頃、銀行員が暴力団からお金をせびられていた
- 金融業者 2011年夏 銀行員は複数の資産家からお金を預かっていたことをマスコミにばらすと脅されていた
- 金融業者 暴力団員に融資するためのお金を一定期間預かっていた
銀行員の懲戒解雇と裁判
- 2012年5月頃 銀行員の連絡が途絶えがちになる
- 2012年6月頃 銀行員が痩せこけ挙動不審
- 2012年7月 詐欺被害者の一人が全額解約の申し入れに銀行員が分かりましたと回答
- 2012年8月 お金を持ってこない代わりに社外秘の書類を持ってきた
- 2012年8月 書類は情報誌からみずほ銀行宛に届いた内容証明
- 2012年8月 銀行員が詐欺を行っている内容 審査第二部から移動
- 2012年9月 みずほ銀行を懲戒解雇
- 2013年7月 みずほ銀行と銀行員に訴訟
- 2013年9月24日 みずほ銀行の銀行員に、1億4750万円を支払えという判決
カードローンで家計の資金繰りをやり繰りしている方は多いですが、みずほ銀行の元銀行員は多数の資産家からお金を預かって自転車操業している事が分かります。多額の資金を集めていますが、毎月3%の金利と投資詐欺の口止め料を請求されており、お金は出て行くばかりでしょう。
みずほ銀行は審査役を懲戒解雇にしており、みずほ銀行と詐欺被害者の裁判は継続しているようです。みずほ銀行の元銀行員に対して判決がでたようですが、投資詐欺ですので手元にお金がない可能性が高いです。
(5)みずほ銀行と三菱東京UFJ銀行の社員詐欺で似ている点
- みずほ銀行銀行員の事例 100%元本保証で月利は3%
- 三菱東京UFJ銀行銀行員の事例 絶対に大丈夫 投資詐欺で4億円
みずほ銀行の銀行員が集めていた、月利3%は年利36%の高利であり、あぐら牧場やMRIインターナショナルの投資詐欺よりも金利が高い胡散臭い話ですね。元本保証で高金利は投資詐欺であり、投資資金は返還されないことがほとんどですので、自己責任で投資内容を理解することが重要です。
投資は自己責任と言われていますが、みずほ銀行銀行員の投資詐欺は、提示している条件が異常によいことが分かります。銀行は、カードローンや住宅ローンを借りるときだけでなく、資産を運用するときも金融商品を比較して選ぶことが重要になっていますね。 スポンサードリンク
暴力団というのは城南信用金庫の事でしょうか?
返信削除>匿名さん
削除匿名さん、こんばんは^^
城南信用金庫は、暴力団ではないですね。
銀行や信用金庫などの金融機関は、金融庁が厳しく監督をしているため、組織的な付き合いがあれば経営陣は追放されることになります。
みずほ銀行に関連して、城南信用金庫がでてきた理由は分からないのですが、一般的には警察などが指定した組織になりますね。