(1)住宅ローン担保とカードローンの保証
不動産担保ローンで代表的なものは、住宅ローンですが猪瀬直樹東京都知事の融資事例と比較してみましょう。住宅ローンは、購入する不動産が担保になるうえに、本人の保証や連帯保証人が求められることが多いですね。カードローンの融資について考えると、数百万円までの融資であり比較的、高い金利や保証会社の保証がついています。猪瀬直樹知事が徳州会グループからの借金を公表していますが、通常では考えられないような融資であったことが分かります。
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(2)猪瀬直樹知事の5000万円融資と借用書の経緯
- 2012年11月6日 神奈川県内の病院で徳洲会の徳田虎雄理事長と面会
- 2012年11月20日 衆院議員会館で徳田毅衆議院議員から現金5000万円
- 2012年11月20日 衆院議員会館で徳田毅議員宛の借用書に署名を求めらえる
- 2013年9月26日 猪瀬直樹都知事の秘書を通じて5000万円を返却
- 猪瀬直樹知事の事務所に借用書が郵送で送られる
- 猪瀬直樹知事の事務所で金庫に保管
- 2013年11月26日 記者会見で借用書を公表
猪瀬直樹知事の徳洲会グループ5000万円融資問題について、2013年11月26日の朝日新聞が報じていますが経緯をまとめると上記のようになります。猪瀬直樹知事の弁明によると、3000万円の貯金で選挙をやるつもりであったが、選挙後の生活が不安であったため借金したと釈明しています。
猪瀬直樹都知事と徳田毅議員で借用書のやり取りがあるとされていますので、借用証の書類についている指紋を調べると、すぐに解決することになりそうですね。猪瀬直樹都知事の指紋しかない場合も考えられますが、受け渡しの際に徳田毅議員の指紋がついていることが自然ですね。
猪瀬直樹知事は借用書を公表していますが、東京都知事選挙の選挙資金とは関係がなく、個人への貸し付けであるという説明を行っています。猪瀬直樹知事は、借用書を公表することで潔白であることを説明していますが、画像の借用証を見ると書面が破綻していることが分かります。
(3)借用書が破綻してる可能性
- 印紙が貼られてない
- 印紙に割り印や本人の署名がない
- 拇印や印鑑の捺印がない
- 金額欄に円マークがないため金額を増やすことが可能
猪瀬直樹知事の借用書を見ると、社会常識がまったくないような紙切れとなっています。猪瀬直樹知事の信用力によると思いますが、あの紙切れだけでは日付を完全に立証できておらず、証言の破綻により信用性が極めて低いのが現状です。
猪瀬辞任の可能性 借金破綻と裏金領収書について考えると、借用書と同じような内容になっていますね。猪瀬直樹の選挙陣営で代筆や捺印のない書類が作成されており、庶民派の政治家とは程遠いことを行っていると言えますね。
(4)猪瀬都知事の印紙税法違反と脱税
- 印紙税法第21条 3年以下の懲役か100万円以下の罰金
- 印紙税法第22条 1年以下の懲役か50万円以下の罰金
- 印紙税法第23条 30万円以下の罰金
猪瀬都知事リコール不信任の人数を見ると、リコールの成立はかなり時間がかかりそうですね。猪瀬都知事の不信任であれば、東京都議会の状況を考えると十分に現実的であり、年明けの2014年に東京都知事選挙が行われる可能性は十分にあると言えます。
(5)猪瀬直樹知事 借用書の融資条件
- 借金の金利 無利子 贈与や寄付の可能性
- 借金の返済期限 無期限
- 借金は無担保
- 借用書の金額欄
- 印紙購入日で証明 印紙がない
- 融資金利の支払で証明 無利子のためなし
- 郵送された消印や書留で証明 今のところ不明
- 原本をコピーしていれば複合機の日付や保存データで証明 今のところ不明
猪瀬退職金と借金返済 資産一覧と自己破産の可能性をまとめましたが、知事と副知事の退職金が重要なことが分かります。猪瀬直樹は借用書と記者会見で、辞任しないことを明言していましたが、政治と金の問題で辞任しており、政治家復帰は無理でしょうね。
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