エステート24ホールディングス融資詐欺 みずほ銀行の影響

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エステート24ホールディングスが、みずほ銀行からの融資詐欺で代表者が逮捕されています。半沢直樹の東京中央銀行大阪西支店の裏側に本社がありますが、半沢直樹よりも担当者の融資回収は絶望的でしょうね。


(1)みずほ銀行の不正融資

みずほ銀行の築地支店で不正融資事件が話題になりましたが、元銀行員の経営コンサルタントや税理士などが巨額の融資資金を引き出した事件ですね。住宅ローンやカードローン融資もそうですが、融資取引をする際にお金の使い道や書類について真実の情報をだす必要があります。

みずほ銀行の不祥事がありますが、不正融資が発覚した場合、銀行は期限の利益喪失事例として一括返済を求められることがあります。銀行融資を利用する場合、契約書を理解することが重要である理由は、銀行トラブルに巻き込まれないためにも重要ですね。
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(2)エステート24ホールディングスの会社概要

  1. 大阪市北区茶屋町 大阪駅前
  2. 大阪府大阪市北区茶屋町1番27号
  3. 東京都千代田区麹町2丁目4番11号
  4. 太陽光システム販売を行う
  5. 2009年会社設立
  6. 2012年12月期売上高 135億円
  7. 2013年12月期売上高見込み 251億3573万円 HP参照
  8. 従業員数610名 HP参照
  9. 太陽光設備の販売事業で、頭金0円の低価格で急成長
エステート24ホールディングスの会社概要について見ると、会社の場所は大阪駅前で、半沢直樹ドラマで話題になった東京中央銀行大阪西支店(阪急百貨店)の近くですね。エステート24ホールディングスは太陽光システムの販売で売上高を急激に伸ばしていることが分かります。

エステート24ホールディングスが売上高を見ると急速に成長しており、ベンチャー企業として注目されており、粉飾決算を行っていなければ企業規模が急速に拡大していることが分かります。エステート24ホールディングスの融資詐欺は、粉飾決算で売上規模が急速に拡大していたからこそ可能であった可能性があります。

(3)大阪府警捜査2課と融資詐欺

  1. 大阪府警捜査2課が捜査
  2. 大阪府警捜査2課は経済事犯を対象に捜査
  3. 知能犯に対処する部署で詐欺などに対応
  4. 粉飾決算で売上高を水増しして融資詐欺を正当化したのか注目
エステート24ホールディングスが融資詐欺を行った点で、ポイントとなるのは、売上高の急拡大と頭金0円というシステムです。頭金として前金を受け取らないということは、受注拡大に伴って、運転資金需要が急拡大することになります。
  • 1期 エステート24ホールディングスが契約を受注 現金などで支払い
  • 1期から2期 エステート24ホールディングスが納入 現金回収
  • 2期売上拡大  エステート24ホールディングスが契約を受注 現金などで支払い
  • 売上の急拡大で現金回収以上の支払いが必要になり、多額の資金が必要
エステート24ホールディングスの売上高が急拡大したと言うことは、売上で拡大した以上に、運転資金の需要が発生することに成ります。エステート24ホールディングスが粉飾決算で売上高を拡大していたすれば、計算上は運転資金が発生することになりますので、大阪府警捜査2課の動向に注目ですね。

エステート24ホールディングス粉飾決算で倒産か検討しましたが、デジコムという会社と関係が深いようですね。デジコムも銀行から融資詐欺を行っていますが、エステート24ホールディングスと方法が似ていることが分かります。

(4)不正融資の方法と粉飾決算

  1. 2012年9月 みずほ銀行に融資を申し込み
  2. 顧客の販売契約書を60人余り分を偽造して提出
  3. 架空の販売実績で返済原資にすると説明
  4. 販売実績の水増しで粉飾決算の可能性
  5. メガバンクから3億円の融資を受けたと嘘をついた
  6. みずほ銀行が2億円を融資
  7. みずほ銀行以外からも融資詐欺の可能性
エステート24ホールディングスが融資詐欺で代表者が逮捕された理由は、みずほ銀行への融資申込みが理由となっていますね。みずほ銀行は融資資金を回収できていないことが報じられていますが、融資実行日は不明ですが1年以内ですので、運転資金を資金使途とした銀行融資の可能性が高いですね。

エステート24ホールディングスの融資詐欺は、架空の販売実績となっていますので、粉飾決算の可能性が高いですね。2012年から2013年にかけて売上高が100億円以上増加する見込みとなっていますので、単純計算で数十億円の運転資金需要が帳簿上発生した可能性があります。

みずほ銀行は融資詐欺の被害にあったようですが、エステート24ホールディングスの資金需要は2億円では賄えないので他銀行への融資借換や返済を繰り返していた可能性があります。

(5)不良債権の回収見込みはない可能性が高い

  1. みずほ銀行 融資の大半は不良債権
  2. 回収原資
  3. 報道により会社倒産の可能性が高い
  4. 事業継続による融資回収は不可能に
みずほ銀行が、エステート24ホールディングスから融資資金を回収できるか考えると、半沢直樹よりも融資回収の可能性は絶望的であると言えるかもしれないですね。融資回収の極大化を考えると、銀行融資に回収の見込みがあれば、刑事告発せずに企業存続を考えたと思います。

エステート24ホールディングスは代表者が逮捕されていますので、企業の信用は大きく悪化していますし、融資詐欺の報道で不良債権先に分類されるので新規融資は不可能な可能性が高いです。エステート24ホールディングスは倒産する可能性もあり、代表者や役員の資産がどの程度あるのか不明ですが、みずほ銀行の融資回収は厳しいでしょうね。

エステート24ホールディングス逮捕 融資詐欺と粉飾決算を見ると、売上高が急速に成長していることが分かります。エステート24ホールディングスの融資は、銀行融資の返済だけでなく、女性を集めたイベントに使われた可能性もあり、銀行員が資産の裏づけを調査していなければ出向や左遷もありそうですね。
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