(1)カネボウ白斑被害と自主回収失敗の理由
カネボウ化粧品の白斑被害が拡大していますが、カネボウは2012年10月にロドデノールによる被害を把握しており、半年以上の隠蔽が発覚しています。カネボウ白斑被害を日本皮膚科学会が調査しており、調査結果を見ると9ヶ月の時間が被害拡大に繋がったことが分かります。カネボウは自主回収の決断が遅れたことが指摘されていますが、カネボウ白斑商品の回収前に花王の定例会議で決済をとっていますが土日は休んでいたことが分かります。カネボウの白斑被害は、自主回収の決断遅れで被害拡大に繋がった可能性が気になりますね。
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(2)カネボウ化粧品の被害を日本皮膚科学会が調査
カネボウ白斑治る方法と倒産危機について、2013年9月8日の日本経済新聞35面が報じているので見てみましょう。- 2013年8月25日時点 カネボウ化粧品の白斑被害者は8678人
- 2013年8月23日までの日本皮膚科学会による調査結果
- 調査対象 症状の経過が追跡できている259人を調査
カネボウは2013年7月に自主回収を開始したいますが、2013年2月時点で多数の白斑被害者がでており、化粧品の使用を止めていた方がいるようですね。
カネボウ損害賠償訴訟と花王決算の影響を見ると、2011年9月から症状があり、2013年9月時点で白斑が残っている女性がいるようですね。カネボウの顧客対応は、化粧品販売員やコールセンターが行っていると思いますが、当時どういった対応を行っていたのか気になりますね。
(3)カネボウ化粧品の使用中止で白斑被害の半数が治る
- 日本皮膚科学会
- カネボウが開発した美白成分のロドデノールが原因と発表
- カネボウ白斑被害の製品の使用中止から半年後に6割近く(58%)の症状改善
- カネボウ白斑被害の製品の使用中止から2年経過後も症状が回復しない人が3人
カネボウの白斑被害は半年後に50%以上が症状改善していますので、症状の報告があった段階で自主回収を行っていれば、数千人の被害者が症状軽減した可能性がありそうですね。
(4)カネボウ白斑症状の割合と傾向
- 日本皮膚科学会が症状の推計を発表
- カネボウ化粧品の自主回収数から対象化粧品使用者の2%に症状がでたと推計
- ロドデノールを含む化粧水、乳液、クリームと重ねた人ほど発症の割合が高い
カネボウの白斑被害は、ロドデノールと他の製品による化学反応の可能性が示唆されているように思えます。カネボウ化粧品調査方法や被害者の回復傾向と同時に、カネボウの経営者がどういった責任をとるのかが今後の焦点になりそうです。
美白まだらカネボウ以外も破綻を見ると、カネボウ以外の化粧品メーカーでも白斑被害者が発生しています。カネボウ白斑は化粧品の使用を控えると治っていますが、カネボウと他社で白斑の回復に違いがあるのかも気になりますね。 スポンサードリンク
白斑被害は治るの?
返信削除使用中止すると皮膚の色が58%元に戻るだけでは?
58%の人が完治するのではなく色の差が半分では?
真っ白が少し白くないだけでまだらな皮膚はそのまま。
外にも出れない人の話を聞くと治ると期待させる書き方は辛い。
カネボウは治療方法を確立する努力をするだけ。
カネボウを愛して高い化粧品を買ってきた人たちに2年病気だと対応してきた社員にも責任がある。
訴えても認可された薬でキツイらしい。
贅沢して買った化粧品だろうに、ひどいね。
>匿名さん
削除匿名さん、おはようございます。
カネボウの白斑被害は、報道を見ると、症状が改善している人がいるというのが正確なのかもしれないですね。
カネボウの発表や報道を見ると、匿名さんの仰るとおり、58%は半年で症状が改善で完治ではないと思います。
私の考えで恐縮ですが、カネボウに訴訟を行っている女性は、2年前から症状が発生して現在も治っていないことが報道されています。
カネボウに対して、現場の販売員かコールセンターなどを通じて連絡をしていたのであれば、この段階で対処をしていれば数千人が救われたと考えています。
美白化粧品の使用を半年止めて58%の症状が改善したのであれば、カネボウが2年前から注意喚起を行っていれば被害者を大きく減らせたのではないかと考えた次第です。