半沢直樹ミッチー裏切り黒幕の破綻

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半沢直樹ドラマで、ミッチーが裏切り黒幕ではないかという予想は、最終回で破綻しています。半沢直樹ドラマでミッチーは同期の渡真利を演じていますが、本店融資部の業務内容を見ると優秀であると言えますね。


(1)半沢直樹 最終回と出向

半沢直樹ドラマの最終回は、原作と同じく半沢直樹が東京セントラル証券に出向することになっていますね。半沢直樹ドラマで黒幕はミッチーではないかと見ていた人も多かったようですが、ミッチー(及川光博)の裏切りはなく、親友思いの爽やかなキャラクターを演じ続けてくれましたね。

半沢直樹のドラマで、ミッチーは半沢直樹の同期である、融資部の渡真利を演じています。ミッチーが演じていた渡真利について、経歴や半沢直樹を助けたシーンについて簡単にまとめて見ます。
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(2)ミッチーは半沢直樹同期の渡真利

  1. 渡真利忍
  2. 慶応大学経済学部卒業
  3. 東京中央銀行の本店で融資部調査役
  4. 半沢直樹の同期で情報通
半沢直樹ドラマで、ミッチーは渡真利忍を演じていますが、慶応大学経済学部を卒業しておりエリートであることが分かります。ミッチーの所属は、東京中央銀行の融資部ですが、本店のエリートであると言えそうですね。

渡真利忍はミッチーが演じたことで、カッコいいエリートの印象を与えていますが、情報収集能力だけでなく所属している部署での仕事も本店のエリートであることが分かります。

半沢直樹 近藤裏切り理由と出向経歴を見ると、半沢直樹と渡真利は近藤よりも銀行員時代は出世競争で逆転していることが分かります。ミッチーや近藤など、半沢直樹の同期で親友が裏切るのかどうか、注目して見ていた方は多いのではないでしょうか。

(3)融資部と審査部 正常先と業績悪化先

  • 東京中央銀行本店融資部 正常先を主に担当と推測
  • 東京中央銀行本店審査部 業績悪化先を担当しておりで不良債権先を含むと推測
  • 東京中央銀行本店営業2部 大企業グループを担当 半沢直樹が所属
半沢直樹が大阪西支店で所属していた融資課と、渡真利の所属する本店融資部は大きく異なります。管理人の推測ですが、池井戸純さんの作品で融資部は正常先の融資を主に担当、審査部は業績悪化先を主に担当していると思います。みずほ銀行 投資詐欺の不祥事でまとめましたが、融資部や審査部の幹部行員は、大きな権限を持っています。銀行の信用を使って、投資詐欺を行うことがありますので、銀行員の裏切りに注意が必要ですね。

池井戸純さんの株価暴落という作品を見ると、融資部は銀行の中小企業取引のうち、支店の決裁権限を越える本部決済の与信判断を行っていることが描かれています。銀行の支店は、融資の金額や担保、支店の規模によって支店長の決裁権限が異なっており、支店長の決裁権限を越えるものは担当所管部の本部決済になります。

渡真利は東京中央銀行の情報網を持っていますが、本店融資部の調査役として多数の企業を審査している可能性が高く、優秀であると言えますね。渡真利は人事や銀行内部の情報に関心があるだけでなく、本店のエリートとして企業の財務を熟知していることを理解すると、優秀な銀行員として機敏に動いていることが分かりますね。

(4)渡間利が半沢直樹を助けた場面

  1. 浅野支店長の本店での動きを伝える
  2. 裁量臨店で本店から派遣された銀行員のかばんチェックに進んで名乗り出る
  3. ニューヨーク・ハーバー信託に気付いて西大阪スチール債権回収を助ける
  4. 本店 白水銀行の銀行員を探して、伊勢島ホテルについて情報入手
  5. 本店 伊勢島ホテルとアメリカのフォスターと提携交渉に成功
  6. 本店 半沢に金融庁検査で疎開資料の隠し場所が見つかっていることを知らせる
渡間利は半沢直樹に情報を伝えるだけでなく、直接動くことで半沢直樹を助けている場面があることが分かります。半沢直樹ドラマで渡間利が助けているシーンで、管理人が覚えているものをいくつか取り上げましたが、渡間利の動きが極めて重要になっていたことが分かります。

半沢直樹は東京中央銀行の西大阪支店融資課長として、5億円の不良債権回収を行う必要に迫られていましたが、隠し口座の銀行名を発見しているのは非常に重要ですね。半沢直樹は隠し口座があることを念頭に置きながら、隠し口座を愛人から聞き出し、預金口座の差し押さえと債権回収に成功しています。

半沢直樹が東京中央銀行の本店営業第2部で、伊勢島ホテルの再建と金融庁検査に応対しているときに、伊勢島ホテル単独での存続が難しくなります。渡真利は、アメリカの大手ホテルであるフォスターとの提携交渉に成功しており、語学堪能で交渉力があることが分かります。渡真利が提携交渉をまとめたことで、伊勢島ホテルは実質破綻先への格下げが免れており、金融庁検査対策は成功しています。

(5)黒幕で裏切り予想がでた理由

  1. ミッチーのイメージがクール
  2. ドラマで非常に仲が良い人物が裏切ることがある
  3. 渡真利は情報通だが、情報の入手元が不明
半沢直樹ドラマで、黒幕はミッチーで裏切りがあるのか気になっていた人が多いようですが、その理由について簡単に考えてみましょう。渡真利は非常に優秀な銀行員であり、半沢直樹の絶望的な場面を何度も手助けしており、問題解決の糸口を与える役割も果たしています。

ミッチーが黒幕ではないかという説が流れた理由を考えると、変な結論になりますが、ミッチーのイメージをクールであると考えた方がいるのではないでしょうか。半沢直樹以外のドラマを見ると、真犯人は主人公の近くにいるという展開も見た方はいると思います。

半沢直樹ドラマで、ミッチーの裏切りはなく黒幕説は破綻しました。半沢直樹ドラマで、ミッチーが黒幕であるという考え方や融資部のエリート銀行員であることを前提にすると、ドラマをもう一度見ても違う楽しみ方ができそうですね。
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