中韓通貨協定中止で破綻危機

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中韓通貨協定の延長が発表されており、日韓通貨協定の代わりになることが注目されていました。中韓通貨協定は事実上の中止となっており、韓国は破綻危機が高まっていると言えそうですね。

(1)日韓通貨協定終了と中韓通貨協定による破綻危機

日韓通貨協定の終了により、韓国経済の破綻危機は以前より高まっている状況です。日本は通貨の円が国際決済通貨であり、対外純債権国です。韓国は、通貨ウォンがローカル通貨であり、対外純債務国です。

韓国は、日韓通貨協定の終了により、中間通貨協定延長に合意したと発表しました。韓国は、中国経済への依存度が高まっており、中国経済悪化による破綻リスクが高まっていますが、中韓通貨協定も使いものにならないようですね。

(2)中国のシャドーバンキング問題で金利が急騰

中韓通貨協定中止で破綻危機が高まっていることを、2013年6月26日のNAVERが報じているので、要点を見てみましょう。
  1. 中国の短期金利の指標である上海銀行間貸出金利(SHIBOR・時報)
  2. シャドーバンキング問題で金利が急騰
  3. 韓国の7つの都市銀行(国民・新韓・ウリィ・ハナ銀行・中小企業銀行・韓国外換銀行・農業協同組合)の通貨スワップ資金外貨貸し出し残額(20日基準)は700万元(約13億ウォン)
中国のシャドーバンキング問題で、中国当局が金利引き締めを行い、金利が20%前後に急騰して株価が暴落したことを覚えている方は多いと思います。韓国が中国から元建の資金を借りるとしても、金利が高すぎて採算が合わないため、ほとんど利用されていないですね。

(3)中韓通貨協定は利用されていない

  1. 韓国の対中国貿易をする企業に安定的に人民元を提供
  2. 為替リスクと取引コストを削減することができることを期待
  3. ウリィ銀行から700万元程度の融資
  4. 残りの6つの銀行は、融資残高が無し
  5. 融資返済を含めても外貨融資取扱高は7800万元(約147億ウォン)
中韓通貨協定の実態を見ると、短期金利の急騰により事実上の中止となっていますが、過去の実績を見てもほとんど使われていないことが分かります。

中国経済崩壊2013年8月 鉄鋼業の倒産危機のようですが、韓国は中国に輸出を依存していますので、経済悪化と通貨協定によるリスクを同時に背負ったことになりそうですね。

(4)韓国の破綻危機は解消せず

日韓通貨協定の縮小による破綻リスクを、中韓通貨協定延長により緩和されることが期待されていました。中韓通貨協定の実態を見ると、中国の高い金利やシャドーバンキング問題による、金融市場の不安定化により、破綻リスク回避の効果はないようですね。

中国経済崩壊2013年8月最新時間前バブル崩壊と韓国破綻を見ると、シャドーバンキングは資金繰り倒産寸前ですので、韓国経済も破綻リスクを負っていることが分かります。韓国外貨準備の内訳と破綻危機を見ると、日本の経済支援が期待できない中で、韓国経済が経済リスクを吸収できるのか注目ですね。
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4 件のコメント:

  1. 韓国政府は、反日政策を完全にやめないと、日本も積極的に支援できなくなる。得に慰安婦問題をでっち上げ騒いでいては、ますます、自国の首を絞めることに優秀な韓国政府がきずかないのか?ふしぎです。

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    1. >匿名さん
      匿名さん、こんばんは^^

      匿名さんの仰るとおり、優秀な韓国政府がなぜ動かないのか気になりますね。
      日本は韓国との通貨協定も不要ですし、貿易の代替も可能です。

      韓国経済破綻 反日後悔7月
      http://funshoku.blogspot.jp/2013/07/kankoku-keizai-hatan-hanniti-koukai-7-gatu.html

      韓国は破綻危機ですが政策を変更しないと、、日本政府の支援も不可能ですし、企業の投資減少も加速するでしょうね。
      日本企業の投資は、前年から半減以下となってしまいました。

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    2. 韓 - 中通貨スワップ3年延長... "必要に応じて追加拡大"


      最終編集: 2013-06-27 19:39




      韓国と中国が560億ドル相当の円·元の通貨スワップを、2017年10月まで延長することにした。

      朴大統領と習近平中国国家主席が27日に署名した "韓中未来のビジョン声明"を見ると、韓国と中国の両国は、既存の通貨スワップ協定の有効期限を3年延長することで合意した。

      韓国が中国と来年10月までに560億ドル相当の円·元の通貨スワップを締結しているという点を勘案すれば、契約満期は2017年10月に延長されたのだ。

      両国は、必要に応じて、両国間の通貨スワップ規模を拡大することができると部品のフレーズも一緒に入れた。

      政府関係者は、 "両国間の必要な状況に応じて規模を拡大することができるという原則的なフレーズで、現状では規模の拡大に関連するいくつかの交渉も進んでいない"と説明した。

      韓国と中国の間の通貨スワップ規模を現在歴代最高レベルであるうえ、満期が1年以上残った状態で、さらに延長に乗り出し、両国間の協力もこれまで以上に堅牢なものと評価される。

      韓国と中国の間の通貨スワップは560億ドル相当のウォンと元の緊急時に、相手国の通貨に変える内容を含んでいる。

      これは去る24日、日本と30億ドル相当のウォン·円通貨スワップ契約を延長しないことにしたのと対照的である。

      韓国と日本の両国は、自尊心の戦い最後の8年間続いたウォン·円スワップを終了させたことがある。

      ウォン·円通貨スワップは、 2005年5月30億ドル相当に出発して200億ドル→ 30億ドル→ 300億ドル相当に規模は変わったが、これまで中断されたことはなかった。

      これに対して一部では、韓国が日本と経済への依存度を減らす代わりに中国に比重を拡大しているという分析も出ている。

      政府関係者はこれについて、 "ワン·円通貨スワップは、規模が大きくなく、現在の韓国の経済状況では必要なこともないと判断し延長しなかった"としながら"韓中通貨スワップも韓国の経済状況に鑑みるすぐに必要なのはありませんが、両国間の貿易促進などの貿易促進を目的に協定上に追加で反映さだけ延長する必要性があると判断した "と説明した。

      (世宗=連合ニュース)

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    3. >匿名さん
      匿名さん、こんにちは^^
      日本と韓国が、通貨協定の縮小を発表していますが、両国納得のうえなので問題ないと思っている次第です。

      韓国は輸出主導経済ですが、一般人は輸入財に生活を頼っています。
      中国経済が不安定化していますが、経済が一体化していくことで、バブル崩壊の影響を受ける可能性が高まっていますね。

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