(1)日韓通貨スワップ縮小と破綻危機
韓国経済は、日韓通貨スワップ縮小で破綻リスクが高まっており、国家破綻の可能性を指摘する声があります。日韓通貨スワップ縮小や日本人旅行客の減少により、韓国で反日後悔が進んでいるのか見てみると、特に問題になっていないようですね。日韓通貨スワップ縮小で、日本と韓国の関係悪化を懸念する日本人がいるようですが、韓国の中央銀行トップが特に問題がないことを明言しています。
(2)韓国銀行が日韓通貨協定を延長しないことを発表
日韓通貨協定、韓国の反応と破綻について、2013年6月25日のXINHUA.JPが、韓国中央銀行総裁が「規模が小さすぎて意味がない」、日韓通貨スワップ延長見送りで―中国メディアが報じているので見てみましょう。韓国銀行(中央銀行)は24日、韓国と日本が7月3日に期限を迎える30億ドル相当の「通貨スワップ協定」を延長しないことで合意したと発表した。これについて、同行の金仲秀総裁は「規模が小さすぎる。意味がない」と述べた。25日付で環球網が伝えた。日韓通貨協定7月終了決定で韓国破綻危機で、財務省が日韓通貨協定縮小を発表したことをまとめましたが、韓国銀行の総裁も発表しています。
日本と韓国の双方が、日韓通貨協定の30億ドル分の縮小を発表したことで、通貨スワップの縮小が確定的となったことが分かります。
(3)チェンマイ・イニシアチブの通貨スワップは制限つき
両国間の通貨スワップはこれで、日中韓3カ国とASEAN諸国の「チェンマイ・イニシアチブ」による100億ドル分だけとなる。2011年10月には限度額が総額130億ドルから700億ドルに引き上げられたが、昨年8月、李明博前大統領が独島(日本名:竹島)に上陸したことを受け、日本政府はこの拡大を取りやめていた。日本円は韓国ウォンよりも、通貨として国際的な信頼感があるため、日韓通貨スワップ縮小と韓国破綻危機で、民主党政権による限度額の拡大は、日本に何のメリットもないことを説明しました。
チェンマイ・イニシアチブの通貨スワップは制限つきであり、20億ドル分しか使うことができず、それ以上はIMFの介入を招くことになります。
韓国の通貨安誘導による為替レートのウォン安は、外資逃避のリスクがありますが、民主党政権が与信枠拡大と日本企業の雇用を犠牲にしたことで、韓国企業は莫大な利益を計上しました。
(4)韓国は日韓通貨協定縮小に納得
日本側は今回の延長見送りについて、「韓国側から延長要請がなかったため」と説明している。これに対し、金総裁は「通貨スワップ協定は双方の利益になると判断された時に調印するもの。日本側は『韓国が要請すれば延長してやる』といった態度だが、それは適当ではない」と批判した。日韓通貨協定7月終了決定で韓国破綻危機の可能性が高まりますが、韓国は日韓通貨協定縮小に納得していますので、特に心配する必要はなさそうですね。
銀行であれば与信の提供は、金利が求められますが、民主党政権は与信枠を拡大することで、日本の輸出企業赤字と数十万人から数百万人の雇用喪失をもたらしたのかもしれないですね。
(5)日韓通貨協定は意味がない
このほか、金総裁は「通貨スワップ協定は貿易決済に使われるものだが、実際は全く活用されていない。しかも、30億ドル規模では小さすぎて、あまり意味がない」との考えを示した。日韓通貨協定は、世界一の債権国である日本にとっては何のメリットもないので、韓国にメリットがあると言えます。
- 日韓通貨協定は日本にデメリット 日本は世界一の債権国 通貨円は国際決済通過の一つ
- 日韓通貨協定は韓国にメリット 韓国は外資に頼った経済 通貨ウォンはローカルカレンシー
日韓通貨協定と比較すると、中韓通貨協定延長の破綻リスクを韓国も背負うことになりますが、金額の拡大を検討しているようです。韓国外貨準備の内訳と破綻危機を見ると、外貨準備はGDP比で他国よりも少ないうえに、外貨準備の内訳を公表していないで宇賀、マスコミは韓国を賛美しかしないですね。 スポンサードリンク
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