(1)MRIインターナショナルの投資詐欺の仕組みと銀行預金
MRIインターナショナルの投資詐欺は、投資家に投資資産を信託のような仕組みで保護していると説明していたのがポイントの一つでした。MRIインターナショナルは倒産状態ですが、ウェルズファーゴの銀行預金口座には残高がほとんど残っておらず、投資資金は配当金としてなくなった可能性が高いようですね。
(2)MRIインターナショナルの社員が金融商品を購入
MRIインターナショナル社員が金融商品購入で投資詐欺の被害者となっていることについて、2013年4月30日の中日新聞が、MRI幹部親族も実態知らず投資 資産消失疑惑を報じているので見てみましょう。
MRI投資は社長主導 社員も投資商品で詐欺被害にあっていますが、投資勧誘のときに安心を語っていた可能性がありますね。
MRIインターナショナルの事例を見ると、投資ファンドの社員は金融商品について知っているように見えますが、実態まで把握していないことがよく分かりますね。
MRIインターナショナル投資詐欺と倒産 社員数の詐欺を見ると、社員数の水増しにより投資運用会社としての信頼を向上しようとしていことが分かりますね。
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米国の資産運用会社「MRIインターナショナル」が投資家から預かった巨額資産を消失させた疑惑で、日本事務所幹部の親族が同社の金融商品に100万ドル(約9800万円)以上を投資し、社員らの多くも投資していたことが29日、同社関係者への取材で分かった。MRIインターナショナルの社員が、金融商品を購入して投資詐欺の被害者になっていたようですね。MRIインターナショナルが投資資産を集めるときに、社員が安全や金融商品を保有していたことを話していたのかもポイントになりそうですね。
MRI投資は社長主導 社員も投資商品で詐欺被害にあっていますが、投資勧誘のときに安心を語っていた可能性がありますね。
(3)投資資金のほとんどは配当金に流用
証券取引等監視委員会の検査では、出資金は大半が配当に流用されていたことが判明。MRIインターナショナル被害者の返金 子会社計画倒産で投資詐欺により、倒産した子会社への資金の流れが捜査されています。MRIインターナショナルの出資金は、ほとんどが配当金に流用されているようですね。
(4)幹部が資産運用を知らずに金融商品に投資
日本事務所幹部らは資産運用の実態を知らずに自社商品に投資していたとみられ、不正な会計は米国本社社長(66)側が主導していた疑いが強まった。MRIインターナショナルの幹部は、資産運用の実態を知らずに、金融商品に投資を行っていた可能性があるようですね。MRIインターナショナルの社員は、販売している金融商品を知らずに、投資家に投資資金を集めていたということですね。
MRIインターナショナルの事例を見ると、投資ファンドの社員は金融商品について知っているように見えますが、実態まで把握していないことがよく分かりますね。
(5)MRIインターナショナル社員の刑事告発
監視委は検察当局への刑事告発に向け、資産の状況や流用の詳しい経緯を調べている。MRIインターナショナルは、社員などが刑事告発されるようですが、投資家に対して金融商品を販売していたのは、投資詐欺を知らずに投資していたことが自信になっていたのかもしれないですね。MRIインターナショナル被害対策弁護団 投資詐欺と倒産でまとめましたが、二次被害による金銭トラブル防止のために東京の弁護士が動いているようですね。
MRIインターナショナル投資詐欺と倒産 社員数の詐欺を見ると、社員数の水増しにより投資運用会社としての信頼を向上しようとしていことが分かりますね。
日本側の社員が投資していたという件は、3つの意味で良くできたスキームだと私はみています。
返信削除一つは仕組みを知り得る物が数年の内に顧客ごと自分達で別働隊を作ってしまわない為の保障。
二つ目はある程度の年月が経てば、利子分で元金はイーブンになるという事実で日本側の社員を納得させ、元金はまだ押さえて有るので社長側の不利な情報漏洩の防止。
三つ目は発覚した時に支社の者が被害者になり、矢面から外れる為の
担保。考えれば考える程したたかです。
>匿名さん
削除匿名さん。こんばんは。
MRIインターナショナル社員の投資に関する分析、ありがとうございます。
MRIインターナショナルがどういった経緯で、社員から投資資金を集めて投資詐欺を続けたのか、非常に興味深い考察であると思います。
MRIインターナショナルの社長は、悪い意味で社員を巻き込み、特に二つ目については投資家との利害が一致しますので、投資詐欺の仕組みが考え抜かれていると思います。